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菅直人と菅義偉

カンとスガ。
漢字で書くと一緒だが、政治家としては月とすっぽん。
スガ(菅義偉)を月と言うのは過大評価かもしれないが、カン(菅直人)をすっぽんと例えるのは絶対に過大評価。
菅直人は、すっぽんよりも遥かに役立たずだからだ。
僕は予てから菅直人こそ、能力、見識、人品骨柄の全てが、憲政史上最低最悪程度の言葉では尽くせないほどの、劣悪総理大臣と断じてきた。
その本性が段々と人口に膾炙してきて、今や元総理大臣にも拘らず、衆議院選挙でも落選し、比例区でやっと復活する体たらくだ。
最近はすっかり露出も減り、あの不愉快極まりない顔を見ることも、声を聴くこともなくなったことを喜んでいた。
その菅直人が、久しぶりにニュースになった。
 
まるで知らなかったのだが、菅直人安倍晋三首相を名誉棄損で訴えていたらしい。
何でも福島原発事故の処理を巡って、安倍晋三メールマガジン紙に「菅直人が海水注入を指示し、事故の悪影響を最小化したというのは、菅直人の側近のでっち上げ」と発表したのが、根拠もないウソで、名誉を棄損したと訴えたようだ。
ところが今回の東京地裁の判決は、「菅直人には、海水中断をさせかねない振舞いがあった」し、「海水注入を決定したのは菅直人との虚偽の事実を、側近がマスコミに流した」と認定してしまった。
 
これでは名誉回復の積りが、逆に恥の上塗りだ。
 
もともと福島原発の事故処理に関しては、時の総理大臣、菅直人が直接駆け付けて、あれやこれやとピンボケの指示を繰り返した結果、かえって事態を悪化させたことは常識となっている。
更には東電本社まで乗り込んで、幹部社員を恫喝がましい言動で委縮させたことも判明している。
菅直人は、政治家きっての原子力通を自任していたが、実は彼程度の知識では、史上最悪と言われた福島原発事故の処理には無益であるだけでなく、却って有害だったのだ。
 
菅直人の、ヘリコプターでの現地乗り込みや、早朝の東電訪問も、全ては受けを狙った安っぽいパフォーマンスでしかなかった。
しかしそれでもマスコミ機関を通して、菅直人とその側近がウソの情報を世間にばらまいたと言われたら、黙っているわけにはいかない。
負けると分かっていても、やはり裁判に訴えるしか方法がなかったようだ。
裁判になれば、妙な裁判官もいるし、人権を振り回し、とにかく権力に反対する弁護士もいる。
万が一だが、勝ち目があるかもしれない。
そんな我田引水、手前勝手な期待感から、オイソレと訴えてはみたが、結果は予想通りの大惨敗。
文字通り、菅直人の主張など、木っ端みじんに吹き飛ばされてしまった。
 
このニュースでは、久しぶりに快哉を叫ぶことができた。
菅直人は、性懲りもなく控訴するようだ。
それはそうだろう。
菅直人は、事大主義で自己中心、頑迷固陋のウソつき人間だったことを満天下に知れ渡ってしまった。
このまま引き下がったら、政治家としてだけでなく、人間として、恥ずかしくて、隣近所を歩けなくなってしまう。
しかし天網恢恢、疎にして漏らさず。
どこまで足掻いても、彼の所業が評価されることはないし、あんなワルは早々に政界から消滅してもらわなければならない。
 
そこで、現政権の官房長官菅義偉氏へのアドバイス
菅義偉は安倍政権の重職にあるので、当然ながらマスコミへの露出も多い。
その度に、新聞の見出しでは、「菅氏、○○」と書かれてしまう。
菅義偉には何一つ瑕疵はないが、その都度、「菅とは、あの出鱈目政治家、菅直人か?」と誤解されてしまう。
無論内容を読めば、「菅とは、菅(すが)義偉」と分かるが、一瞬たりともあんな菅直人のような低級政治家と見られるのはさぞかし心外と想像する。
「私はスガです」と分かるようにルビを振るとか、スガ義偉と改名されたら如何だろう。
全くの余計なお世話ですが............