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ベッキーの不倫騒動と宮根誠司

好感度抜群のタレント、ベッキーの不倫騒動が面白い。
何度もホテルに同泊し、今年の正月には二人でオトコの実家に行く。
素人目にはどう見ても不倫にしか見えないが、ベッキーの釈明は違う。
質問を全てシャットアウトした記者会見で、「食事をしたのも実家に二人で行ったのも事実だが、友人関係であってお付き合いはしていない」と言い張った。
因みに、この場合の「二人で食事」とは、ホテルで一晩、共に過ごしたことを意味している。
これを「単なる友人関係であって、付き合っていない」と言うのなら、ベッキー貞操観念はかなり低レベルであり、オトコから見れば大変便利なオンナになってしまう。
自らの商品価値をも損ねていることに気が付かないのは、ベッキーとその周囲の幼稚性を表している。
 
もう一人、訳の分からないオトコがいる。
ワイドショー番組、ミヤネ屋の司会者、宮根誠司だ。
ベッキーの不倫が表面化した翌日、このオトコは自分の番組で、「僕ァ、不倫なんかとはチャウと思う」とベッキーをかばった。
更に続けて、「二人で実家に行ったのも違うデ」と言い出した。
彼によると、「たまたまベッキーが長崎に来ている。川谷さんにすれば、チョット自分の両親に紹介しようかみたいな気持ちになるデ。お父さんはビックリしたやろなぁ。ベッキーやで!そこで、オッチャンが町案内しようかみたいになったんとチャウか」と、能天気丸出しでベッキーを擁護していた。
さすがにアシスタントの女性から、「そうは言っても、二人で実家に行くのはどうか」とたしなめらる始末だったが、こんな珍解説はベッキーの事務所からの差し金としか思えない。
ベッキーの不倫騒動なんてどうでもいいが、こんな骨の髄まで業界体質に染まっている宮根誠司は、少なくとも今後は政治番組や選挙報道には出演しない方が良い。
 
今回の不倫騒動に関して、ベッキーに対して女性からの反発が強いらしい。
我が家でも、「オトコとオンナと問題だから、目くじら立てる必要はない」と主張する僕に対して、妻は「不倫は絶対にダメ」と厳しい。
僕は、オトコが結婚していたとしても、その結婚を後悔し別れたいと思っている時に、別のオンナを好きになったら、それはそれで仕方がないと思っている。
しかし我が妻は、例えそうであっても、キチンと離婚するまでは別の女性と付き合うべきではないと、あくまで不倫には反対の立場だ。
 
今回の川谷絵音の場合、結婚直後から離婚を考えていたらしく、そんな時にベッキーと良い仲になり、いよいよ離婚の意思を強めたようだ。
世間の大多数の意見は、「そんな場合でも、離婚手続きが終わった後からベッキーとの付き合いを始めるべき」らしいが、恋愛に常道はない。
惚れてしまえば、前後の見境などなくなってしまうものだろう。
 
但し、大の大人なのだから、その結果については責任を取らなければならない。
不倫の代償は大きく、慰謝料は普通の離婚よりもかなり高額になるらしい。
川谷絵音がどうしても夫人と離婚し、ベッキーと結婚したいのなら、財産の全てを妻側に差し出し、文字通り裸一貫、一文無しになって再出発する覚悟が必要だ。
その積りなら、少なくとも他人様から四の五の言われる筋合いではない。
と僕は、ベッキー川谷絵音の不倫騒ぎに関しては、この二人の仲が首尾よく進展するように応援している、無責任極まりない立場の人間だ。
 
しかし仮にそうなっても、この二人が長続きするとは思えない。
ベッキーは、川谷絵音の所属する「ゲスの極み乙女」の大ファンで、その音楽に恋していると公言していたらしい。
良くある話だが、ゲージツ家の作品とゲージツ家はまるで違う。
人を感激させる作品を残す人は、往々にして破天荒だ。
破天荒だからこそ、他人に感動を与えるとも言える。
それは今を時めく人生相談の名手、瀬戸内寂聴の生き様を見ればよく分かる。
ベッキー川谷絵音の音楽が好きで、音楽への憧れから川谷絵音と付き合い始めたのなら、その作品と彼のキャラクターのギャップに驚き、辟易する可能性は極めて高い。
 
若くは見えるが、ベッキーは既に31歳。
芸能界で生き延びるためにはそれまで様々な経験をしてきたはずだが、今回の不倫騒ぎに関しては、余りにも無防備、無警戒だ。
こんなに恋愛に関して初心なら、生き馬の目を抜く芸能界での生き残りは難しい。
マァどうでも良いことながら、この二人の恋の行く末が気になる。