昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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人間、見た目勝負です!

小保方晴子さんが、久しぶりに表舞台に登場した。
手記を上梓することで、自らの潔白を訴えるやり方に対しては、反発も多い。
しかし彼女への否定的な意見も含めて、やはり小保方晴子さんは大スターだ。

研究者としては未熟であることは、彼女自身も度々認めている。
今回の手記、「あの日」によると、実は世紀の大発見と騒がれたSTAP細胞だって、彼女が果たした役割はごく一部だけであって、理化学研究所の売名行為の一翼を担いだに過ぎないと告白してもいる。
しかしそんな三下研究者に過ぎない彼女は、多くの世界的、あるいは日本を代表するような研究者に可愛がられている。
今回、小保方晴子さんからの個人攻撃の対象となっている、山梨大学若山照彦教授にしても、STAP細胞が疑惑塗れになるまでは、むしろ小保方さんに執着するような態度も暴露されている。

これは一体何なのだろうか?

思うに小保方晴子さんは、傍にいるとたいそう魅力的な女性なのだろう。
でなければ、あの若さで、もっと言えばあの程度の業績で、研究者として理研のユニットリーダーの地位にまでは上り詰めなかったはずだ。
晴れの記者経験の場で、彼女自身が「多くの人に支えられた」と述懐していたが、確かに彼女の周りには常に、好色そうな爺ィ連中の影が見える。
光に群がる蛾のような、そんな感じがする。
(無論、彼女の傍にこそいないが、当方の気分もこんなヒヒ爺ィたちと似ているが)

その原因の一つは、彼女の顔立ちだろう。
(所作振る舞いもまた、爺ィ殺しの才があるのかもしれないが、この部分は外野席からは確認不能
絶世に美人には、程遠い。
しかし、それなりの知性を感じさせる。
話す内容は理系女史の専門用語のオンパレードなので、本来なら近づきがたいはずだが、あの丸顔の愛らしさで語られると、小難しい話でも何となく分かったような気分になる。
そんな思いに駆られるのは、決して当方だけではないはずだ。

その証拠に、今回彼女が書いた本は、科学者からの評価がボロボロの割には、バカ売れしている。
一方、すっかり敵役に仕立てられている若山照彦教授は、どう見ても顔で小保方さんに負けている。
若山氏の方は、最近大人気のトレンディエンジェル斎藤司の目つきを悪くしたような感じで、如何にも損な顔立ちだ。
学会では、例え若山教授が全面的に正しく、小保方さんには一片の正義がないとしても、一般大衆は顔で判断する。

僕自身10年ほど前に、当時人気絶頂の総理大臣だった小泉純一郎の顔が嫌いだと書いたら、人間を外見で判断してはいけない!と、絵にかいたような正論で諭されたことがある。
そんなことは百も承知の積りだが、しかしテレビや映画のドラマでは、正義の主役は見事にハンサムだし、悪人は、見るからにワルの人相をしている。
これは我々が、人間の善悪を顔で判断している証拠だ。

科学的には、あるいは学問としては、小保方晴子さんの主張は、取るに足らないような代物に過ぎなくても、彼女の意見はそれなりの数の人たちが注目して応援する。
人間、バランスが取れている。