昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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6年ぶりのドライバー買い替え

一時期、病気のように、ゴルフクラブを買いあさっていた。
その結果、ドライバーは47本、パターに至っては69本も買ってしまった。
しかしさすがに、そんなバカは続かない。
ある日突然悟りの境地になり、ドライバーは10年10月のBALDO、パターは12年12月のヒロ・マツモトを最後に、ゴルフクラブ道楽から引退してきた…………….そんな積りだった。
 
ところが二年半ほど前、将に突然、重度のシャンク病を発症した。
打ちっぱなしの練習場で必死に対策を練ったが、アイアンショットだけがフニャフニャと右に飛び出していく。
5番アイアンで、100ヤードも飛ばない。
グリーンエッジから9番アイアンで転がしのアプローチした時、ボールが90度右に飛び出した時は、ショックのあまりゴルフを辞めようと真剣に悩んだ。
ユーティリティクラブだけは距離も方向性もソコソコだったので、藁にも縋る心境で、キャスコトルネード33、44、55、77.99番を買い込んだ。
ついでにユーティリティみたいな格好のアイアンセットを買ったが、こちらは効果ゼロ。
やはり何番のアイアンを使っても、100ヤードも飛ばない。
 
シャンクを克服したのは、近所のクラブショップのご主人のアドバイスだった。
「貴方の年齢になると、シャンクの原因の80%は右肩の突っ込み。体力がなくなったのに飛ばそうとするから、体が前に倒れながらのショットになるんです。」
自信満々に諭されたので、それではと、左肩を水平に回すイメージでショットしてみたら、アラ不思議。
あれ程悩みに悩んだシャンクが激減した。
見てくれはがどうなのか自信はないが、とにかくシャンクが出ないのは嬉しい。
お陰でこの半年間は、往時に近いスコアでラウンドできるようになってきた。
 
もうこれで、ゴルフクラブを買うことはない。
そう思ってきたが、スコアがまとまるようになると、妙な蟲が蠢き始める。
「もう二度とクラブを買わなくて済むように、究極のクラブを買おう」
それは歳と共に衰える体力をカバーするクラブだ。
ネットで調べると、そんなクラブがワンサカ売られている。
キャッチフレーズを見ていると、どうしても欲しくなってくる。
 
試しにと、ドライバーだけ買うことにした。
それはRyoma社の最新版。
今までのライ角度は、精々10度までだったが、今回はゴルフを停めるまで使用するので11.5度。
シャフトはもちろんR。
力まずに距離が出るタイプだが、一応クラブ競技に参加する事態まで考慮して、SLEルールには合格したタイプにした。
これが上手く行ったら、次はRシャフトのアイアン。
心機一転の為にパターも買い替え、ついでにウェッジも最新モデルにしよう。
 
ゴルファーにとって最大の需要喚起は、良いスコアでラウンドすることで、道楽を卒業したはずの当方も、どうやらクラブを全部買い替えることになりそうだ。