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断末魔の北朝鮮と次期韓国大統領候補者たち

北朝鮮は、国家ぐるみの陰謀で、マレーシアで金正男を暗殺したと看做されている。
 

実行犯のオンナ二人は、未だに訓練を受けたプロの殺し屋なのか、あるいは単に騙されて雇われただけの素人なのかについて、意見が分かれている。

しかし暗殺の現場を見張っていて、事件後わずか50分でマレーシアを脱出した北朝鮮国籍の四人については、誰もが北朝鮮諜報機関の人間と見ている。

更に、今回の事件に関与したとして新たに三人が特定されたが、これもまた大使館二等書記官や高麗航空社員と、北朝鮮関連の連中だった。

どこをどう取っても、北朝鮮が国歌を挙げて金正男暗殺を実行したとしか思えない。

 

更にその思いを強くさせるのが、現地マレーシアの北朝鮮大使館の対応だ。

この事件が発生した後、北朝鮮大使館の態度は、

・遺体を解剖することなく火葬せよ

・遺体は北朝鮮大使館に渡せ

・死因は心臓発作なので、遺体を解剖するな

だった。

 

今回の事件は、北朝鮮発効のパスポートを持った人間がクアラルンプル空港で変死したことが始まりだ。

変死したのが、金正日の長男、金正男であろうが、あるいはキム・チョルだろうが、マレーシア警察が死因究明のための遺体を解剖するのは必至だ。

 

北朝鮮大使館は、その後も悪足搔きを繰り返している。

   ・マレーシアは北朝鮮と協力して調査するべき

   ・金正男の家族からのDNA検査は不必要

   ・マレーシアは北朝鮮を悪者にしようとしている

ついには、

   ・現在拘束中の(実行犯の)女性二人と、(犯行に車を貸した)北朝鮮国籍のオトコを釈放せよ

   ・マレーシアの捜査は客観性、公正さに欠ける

とまで言い出した。

 

語るに落ちる!とは、このことだ。

 

元々北朝鮮は、暗殺された人間を金正男とは認めていない。

単なる一北朝鮮人が心臓発作で死んだのだから、詳しく死因を調べる必要はないと、マレーシアの捜査を無理を承知で邪魔しているだけだ。

しかしこの北朝鮮が、犯行を実行した後に逃亡したと、名前も顔も特定されている北朝鮮国籍の犯人たちの情報を開示することは、将来に亘って絶対にありえない。

そんな中で、北朝鮮大使館が横車を押せば押すほど、今回の犯行は過去に北朝鮮が海外で実行したテロ事件と全く同質のモノだとバレていく。

 

世界中でアラブ過激派のテロが警戒されているが、これはあくまでテログループが要注意の対象だ。

北朝鮮のように、国を挙げてテロを実行するなんてありえないし、あってはならない。

暗殺の原因については諸説流されているが、それが何であれ、国際社会の反撃は必至だ。

いずれにしても今回の暴挙は、北朝鮮金正恩体制の終わりの始まりだ。

 

今回の暗殺事件では、韓国情報部から大量の情報が齎され、北朝鮮の脅威が世界中に発信されている。

だから北朝鮮は事件そのものを「朴槿恵スキャンダルを誤魔化そうとする韓国の陰謀」と攻撃している。

ところがその韓国では、次期大統領候補ナンバーワンの文在寅親北反日だし、他の全員が反日候補ばかりらしい。

次期韓国大統領が誰になっても、こんなテロ国家北朝鮮を憎からず思い、日本を敵性国家と主張するのなら、もはや韓国は日本にとって友好国とは絶対に言えない。