昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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山口敬之さんと伊藤詩織さん

Facebookで、山口敬之氏の準強姦罪問題について、見ず知らずの人物と大激論になってしまった。
 
彼は
被害者(伊藤詩織氏)は、大きな負担を抱えながら、被害を訴えた
被疑者(山口敬之氏)は、意識喪失の被害者の合意を得ず性行為を行ったのを認めている
充分な嫌疑があるのに、何故逮捕しなかったのか
と主張していた。
それに対して、別の人が
山口氏は行為は認めているが、所轄からの事情聴取は受けていない
告発だけで逮捕したら冤罪の危険性がある
と反論していた。
 
僕は、
普通に考えれば、充分な嫌疑があれば逮捕も起訴もされただろう
それがないのなら、一般的に証拠不十分だったのでは
彼女は「見えざる力が働いた」と言っているが、重罪に政治家が関与するのは考えにくい
簡単に犯人とされると、最近の痴漢事件と同様に冤罪が増える
とコメントしたら、一気に噛みつかれた。
 
彼は、
冤罪は不当な取調べで発生するもので、捜査過程の可視化で解決できる
何より、被害者に泣寝入りさせるのか?
と、一昔前の冤罪事件をイメージしている。
僕は、最近の冤罪は疑われた時点で反証できなければ、すぐに犯人扱いされるので、
泣寝入りせよではなく、密室で発生したことを一方の意見に肩入れするのは危険だ
と主張すると、
加害者擁護の高説だが、要は加害者の冤罪リスクを避けるために被害者は我慢せよと言っている
レイピストに都合の良い意見だ
と、「レイピスト」とまで罵倒された。
さすがに
僕は加害者を擁護するつもりはないし、被害者に我慢しろとも言っていない
この手の話で、片一方が100%正しいと決めつけるのが危険だと思っている
と説明したが、彼は
何故にそこまで加害者に肩入れし、被害者に冷たいのか不思議だ
と、どうにも納得しない。
僕が、
そもそも彼女の証言だけで、山口氏がワルで伊藤氏を被害者と断定しているのが危険なのだ
と言うと、「俺がいつ、山口氏をワルと言った」と揚げ足取りで逆ギレする。
彼には、僕は被害者の女性の訴えにあれこれ難癖をつけ、加害者を庇っているとんでもないオトコとしか見えないようだ。
 
僕は今回の問題で、山口氏が最終的に法的追及を受けなくても、道義的責任は免れないと思っている。
就職の相談に来た女性と飲酒し、泥酔した彼女をホテルに連れ込み、合意云々は別としても性交渉をしたのなら、最早何の言い訳も利かない。
しかしレイプか否かは、司直の解明を待つしかない。
それまでは、数少ない情報であれこれと詮索するべきではないと思っているだけなのだが。
 
世間的には、見目麗しい女性が、顔を出して性被害を告発したのなら、もはや加害者と言われた男性は鬼畜みたいに扱われる。
しかし、もしもそれが冤罪だったとしたら、男性側にとってはそれはそれで大問題となる。
本人同士の主張が真っ向から違う場合、最終的には司直の判断が出るまではどんな事件でも推定無罪
それが報道の原則であり、我々の態度であるべきだと信じている。