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SALT MINE(ヴィエリチカ岩塩坑)

KRAKOWが誇る世界遺産の一つ、SALT MINE(ヴィエリチカ岩塩坑)に出かけた。
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アウシュビッツ行きと同じ地元の観光業者に、英語でのガイドツアーを申し込んだもの。
今回は比較的に近距離で、ホテルから約30分で到着。
建物の入り口を入ると直ぐに、木製の階段を下がる。
七段ずつ小回りに、合計400階段。
ツアーが始まる前に、かなりくたびれる。

坑道には、抗夫たちが岩塩から作り上げた、この地を訪れた有名人の彫像が並んでいる。
また地下百メートルの地点に、教会や全面岩塩でできた地下礼拝堂まで作られているのは、抗夫たちが工事の安全を熱心に祈っていたことを表れだ。
またダ・ヴィンチの「最後の晩餐」や、シャンデリアまで岩塩で作られている。
また地下岩塩坑にとっては湧水が大敵で、人形を使って排水のための抗夫の努力が再現されている。
ほとんどの場所は写真撮影OKだが、ほぼ最後のチャンバー、壁画で四方を囲った広場は、写真撮影には入り口で3ズウォティ払って、胸にシールを付けなればいけない。

ツアーは、階段を利用しながら、135m深くまで下って行く。
最終ポイントからは、わずか9人乗りのリフトで地上に上がる。
ガイドの女性が勿体ぶって、「皆さんグッドニュースがあります、今日はリフトが動くようです」と告げるが、これは彼女たちが毎日使うジョーク。
もしも歩いて上がるようなら、観光客は激減するに違いない。
往復の交通時間や、待ち時間、坑道ツアーの二時間で、合計4時間、たっぷりの楽しんでホテルに帰還。

昼食は、ホテル近くでバスの窓から見つけた日本料理屋へ。
ここはネットでも紹介されていた寿司屋だが、メニューを見るとラーメンまである。
早速僕は、味噌ラーメン、妻は野菜ラーメンを注文。
出された味噌ラーメンは、色こそ味噌に近いが、味噌の味はしない。
しかしこんなポーランドの田舎町で、ラーメンを食べられたのだから文句は言えない。
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例えどんなに不味くても完食するのが、プロのラーメン通!

ホテルで一休みして、最後の観光地はヴァヴァル城。
歩いて15分ほどだが、最後の登り坂が膝にくる。
それでも城から見たKRAKOWの光景は、実に見ごたえのあるものだった。
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城内の、ヨハネ・パウロ二世に彫像が、義父にそっくりなのでアップでパチリ!

これにてKRAKOW観光は終了。
明日は列車で、ワルシャワへ移動する。