昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ワルシャワ市内観光

かなり時差ぼけは取れたつもりだが、それでも午前4時には目を覚ます。
朝食の後、ワジェンキ公園にあるショパンの彫像を見物に。
初めてメトロを利用したが、案の定、チケット購入に苦戦した。
それでも何とか、一人20分以内チケット3.4ズオゥツエをゲット。
自動改札を通り、混んだ電車に乗りこみ、目的地のPOLITECHNIA駅で下車。
この日は気温5度。
強風が吹きすさび、指先が冷たく、日本でいえば12月後半頃の季節感だ。
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ショパンの彫像前には、団体客が二組と、地元の幼稚園の子供の団体が集まっていた。
この公園には、カラスなのか鳩なのか分からない鳥が生息し、ショパンの彫像あたりを飛び回っている。
また公園の端っこにリストの彫像もあるが、こちらはショパンに比べるとグッと小ぶりで地味。
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続いて、文化科学宮殿へ。
別名「スターリンからの贈り物ビル」だが、毛沢東と並ぶ二大虐殺共産主義者なので、今となっては誉め言葉でも何でもない。
いつの間にかコッソリと、スターリンの名前は聞かれなくなっている。
20ズゥオテイ支払って、エレベーターで屋上へ。
ここからワルシャワ市内を一望できる。
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昼食は、歩いてすぐのワルシャワセントラルステーションへ。
日本的には2階、現地では1階のWOK SUSHIへ。
入り口で中国人店員が「今日はディスカウントデイ、一人25ズゥオテイで食べ放題」と言う。
見ると、ナンチャッテ寿司と中国料理が、混然一体に並べられている。
適当につまんでいたら、直後から胃もたれ感がすごくゲップを連発する。
かなり質の悪い油を利用しているに違いない。
また最後の清算で、75ズゥオテイを請求してきた。
「二人で50ズゥオテイだろう」と言うと、「あんたらはお茶を飲んだはず」と言い返す。
「No!飲んでいない」と強く抗議すると、最初の店員が出てきて我々の主張が正しいことを証明してくれた。
こんなボッタクリ根性寿司屋の出す食品が、日本料理と思われるのは、どうにも我慢できない。

一休みの後は、ホテル横の日本料理屋KIKUで夕食。
昼のインチキ寿司で消化不良になっているので、本格的な寿司で調整する積りが、メニューを見てゲンナリ
何と天ぷらは当たり前としても、うどん、焼うどん、ラーメン、チャンポン、ビビンバと並び、スープも味噌汁、キムチスープその他、エスニック料理の大半をこの寿司屋は扱っている。
店内には至る所に、菊の花が飾られている。
拠って店名の由来は,我が日本の国花、菊(chrysanthemum)なのだろうが、経営者は韓国人に違いない。
「こんな店で寿司は御免被る!」と、うどんを注文。
すると店員が、「肉はポークとビーフのどっち?」と聞いてきた。
マァ日本にも肉うどんはあるが、ポークはあまり経験がないので、「ビーフ」を選択。
すると次に、「スパイシーOrノーマル?」ときた。
スパイシーうどんなんて聞いたことがないので、厳かに「ノーマル!」と伝える。
到着したうどんは、麺以上に野菜やキノコ、豆腐、そしてブロッコリーまでどっさり入っているが、肝心のビーフは見当たらない。
横には天ぷらまでついているので、食べ終わったころは胃もたれの満腹になってしまった。
アァ、日本食が恋しい!
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