ワルシャワの観光施設は、月曜日休館が多い。
その為、本日火曜日は、午前中から根を詰めて観光に赴いた。
先ずはホテルから徒歩で、キュリー夫人記念館へ。
たまたま最初の展示場で、高校生相手に太ったオネエサンが講釈を垂れていた。
それが長いこと、長いこと。
次にその部屋に入る予定の我々は、延々と続く説明が終わるのを待たないといけないし、肝心の高校生たちも、余りの長さに退屈している。
ついに待ちかねてズカズカと部屋に入り込み、未だオネエサンが話し中にもかかわらず、横でキュリー夫人の実験道具など見学することにした。
それを15年以上かけて、忠実に再現したもの。
映画スタイルで、王宮の歴史や復元過程を説明している。
それが、見事に戦前の街並みを再現したことで、多くの観光客が押し掛けてくるようになった。
ポーランドの、ドイツ、ロシアへの反骨心を見る思いだ。
文句が一つ。
トイレの男性用、女性用が分かりにくい。
バアサンが「こっちへ」みたいなポーランド語で教えてくれたが、入り口で中から出てきたバアサンに睨まれた。
但し、男子用トイレ内にも育児スペースがある。
ポーランドは日本よりも、男女共働きシステムが進んでいるようだ。