昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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オペレッタ「メリー・ウィドウ」鑑賞

午前中は、18日から一泊二日の予定で訪問する、モンサンミッシェルとロアール川沿いの城めぐりのチケット購入に行く。
ちょうど日曜日で、モンパルナス駅はガランとしていた。
先ず往きのチケットは自販機で買えたが、この自販機では「fromhere」のチケットしか手配できない。
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結局帰りのチケットはカウンターに並ばないと買えないのなら、何も無理して自販機にトライする必要はなかった。
チケット売り場は列ができていて、最初に番号札をもらうと、自分の順番が来たら番号とカウンターが並んで表示されるシステムだ。
30分ほど待って、帰りのチケットも全部入手。
この辺は、すっかり旅慣れてきた。

一安心して宿泊したホテルの周りを散策していたら、すぐ裏手に「MATSURI」の言う名の店を発見した。
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正午開店の寿司屋、しかも回転寿司だ。
貼りだしていたメニューには、弁当もある。
昼食は、最近パリで流行していると聞いた、弁当で済ますことにした。
正午ちょうどに店に行くと、どこかのオヤジが先客でいたが、彼は犬を連れている。
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食べ物屋に動物は拙いだろうと思うが、ここでは店員も気にしている風ではない。
10分待たされて、僕は鮭弁当、ヨメは野菜弁当、いずれもフルーツ付きを合計25€で購入。
ホテルで食べたが、日本の弁当には遥か及ばないものの、海外ではこんなものだろうと納得。

午後2時半から、オペレッタメリー・ウィドウ」を鑑賞に。
この作品はオペレッタの所為で、オペラ通からは軽く見られがちだが、音楽の美しさ、ストーリーの分かりやすさでが群を抜いている。
オペラ初心者の僕が一番好きな演目で、日本の公演も見たし、DVDもたくさん見ている。
音楽も粗筋も分かっているので、気楽に楽しむことができた。
肝心の歌手たちだが、主役のトマス・ハンプソンは声量も一杯一杯だし、ダンスの切れも悪い。
10年前の彼は、同じ役を実に魅力的に演じていたが、やはり年を取ったのだろう。
この演目を最高の歌手たちで見てきた僕には、ほとんどの歌手のレベルも満足できるものではなかったが、一人スティーブン・コステロだけは素晴らしかったので拍手喝采した。

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夕食はサンジェルマン・デプレ界隈をぶらついて、飛び込みでピザ屋に行った。
ガイドブックにも載っていない店だったが、なかなか味が良く、店員の愛層も合格点。
満足してホテルに戻った。