正月早々、ウーマンラッシュアワーの村本大輔が大ボケをかました。
「朝まで生テレビ」での発言は、あらゆる人たちからあらゆる場面で徹底的に揶揄された。
自虐史観の教育を受けた世間知らずのバカが、浅知恵で演じた漫才が話題になり、一端の論客を気取ってテレビ出演した結果、世論の袋叩きにあっている。
そんな状況だろう。
漫才師なので、ウケ狙いの部分があるのだろうが、それでも
・日本は非武装中立でいくべき
・敵を殺すより、殺されることを選ぶ
・尖閣列島が中国に取られても構わない
・沖縄は元々、日本が中国から奪い取ったもの
それはそうだろう。
こんな意見を追認したら、次の選挙で日本共産党はボロ負けするに決まっている。
志位和夫は、こんなアホ芸人を褒めてしまった自分のオッチョコチョイさを、後悔しているに違いない。
ただ、世間には変わり者もいる。
堀江貴文が、「村本と同じ意見」と賛同している。
また茂木健一郎も、「村本の考えは間違っていない」と支援している。
僕は、村本大輔みたいなヤツでも、個人的な意見発表なら、やむを得ないと諦めている。
あの吉永小百合も度々、自分が先頭に立って啓蒙すれば世の中から戦争がなくなると信じ込んでいるようなコメントを発している。
ただ、臆面もなくこのような意見を述べる人間には、用心しなければならない点がある。
彼らが言うように、「敵を殺すくらいなら殺される」は、一つの生き方としてありうるかもしれない。
しかし村本大輔は、余りにも批判コメントが続出したためか、「撤回して、徹底的に逃げ回る」と、当初の意見を修正している。
「殺される方を選ぶ」と公言する人間が、おとなしく殺されるはずがないからだ。
村本大輔が、逃げ回っているのなら、未だ良い方だ。
軽々しくこんな「敵に殺される」みたいな無責任発言をする輩は、しかし実際にそんな場面に遭遇すると、何としても生き抜くための悪足搔きで、同胞に牙をむく。
村本大輔のような、前言撤回も平気な恥知らずは、敵に殺されないためには味方を平気で裏切る。
生き延びるためなら、味方を裏切り、敵に内通する道を選ぶ。
そんな自分のスタンスを敵に対して伝えることで、その為の準備をしているのではないだろうか。