今回宿泊した旅館は、初日が料理に拘り、二日目は露天風呂に特徴がある。
その露天風呂で疲れをとった最終日は、今回の旅行で初めての快晴に恵まれた。
そこで、旅館すぐ傍の小岩井農場にある、有名な一本桜を鑑賞。
岩手山を背景に、丘陵地に桜の木が一本、悠然と佇んでいる光景は、確かに絵になる。
入場料がタダの割には、駐車場も整備されていて、午前9時過ぎなのにもう観光客が集まっている。
続いて朝になって、急に妻が思い立った、青森の弘前市を目指す。
何でも、日本三大桜の名所らしいが、何せ遠い。
当初は躊躇していてが、今が満開と聞いて思い切ることにした。
途中スイスイと進み、これは楽勝と思っていたが、弘前城を前に大渋滞に巻き込まれた。
あらゆる観光客が桜祭り目的なので、一日千円の臨時駐車場も全て満車。
やむなく、少々離れた場所で駐車場を確保。
かなり不便な場所に駐車したと思っていたが、実は弘前城はどこからも天守閣を目指すことが出来る。
途中には、桜のトンネルがあり、池にはボートが浮かぶ風光明媚な道路が続いていた。
弘前はこの日が桜満開で、やはり日本中だけでなく、海外からの観光客も多い。
しかし今年は開花が早く、今度の連休には葉桜になってしまうようだ。
弘前城で桜を満喫した後は、アスピーテラインをドライブ。
前日に開通したばかりの無料道路だが、両脇は高さ5mにも及ぶ雪の回廊。
初めてみる積雪の層だが、迫力満点。
山頂付近の気温は3度で、強風が吹きすさんでいた。
この道を終点までドライブ後、東北自動車道、秋田自動車道を経由して、秋田空港へ戻る。
この三日間で、およそ千kmをレンタカーで走破。
無事故無逮捕で終了したのが何よりだった。
空路で羽田到着後、深夜に帰宅。