昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ワールドカップ予選突破のために

リタイアして以降、夜9時には自室に引き上げる。
一時間ほどネットで情報を見たり、ゲームをしていると眠くなるので、10時には就寝。
そんな生活を数年間送ってきた。
しかし昨晩は違った。
全然眠くならない。
11時くらいになると、食べ物持参で自宅前の寮に学生たちが集結し始めた。
道路には不法駐車の車がズラリと並び迷惑至極だが、ワールドカップ日本代表を応援したい気持ちはよく分かるので、ここは我慢我慢。
コッチもだんだんと興奮してきて、部屋の明かりを消しても全く眠らない。
実は対セネガル戦はしっかり録画しているので、翌朝一番で見る積りだったが、ここまで眠気がないとやむを得ない。
12時を前に、ついに起き出してライブで楽しむことにした。
 
先ずは、西野朗監督には、全く僕のアドバイスが届かなかった。
前回の対コロンビア戦と全く同じ先発メンバーなので、キーパー川島、ディフェンス長谷部の顔が見える。
悪い予感がしていたら、案の定、川島のポカで先制されてしまった。
「だから言わんこっちゃない」と機嫌が悪くなりかけたが、乾貴士が得意の左サイドから見事に同点ゴール。
途端にニコニコと気分爽快だが、緒戦大活躍の大迫もパッとせず、乾もまたディフェンスでミスが続きで、後半になるとまたもリードされる展開。
ここで負けを覚悟していたら、乾のアシストで途中出場の本田圭佑が同点ゴールを決めた。
本田に関しては、走力の衰えは顕著だが、短時間であれば存在感を発揮する。
結果は同点引き分けで、勝ち点1。
勝ちを期待していた僕は不満な結果だが、インタビューでの選手たちもまた、「勝てた試合だった」と残念がっていたのが印象的だった。
 
次の対ポーランド戦を引き分け以上で、大会前までは考えもしていなかった、夢の決勝リーグ進出が決まる。
木曜日深夜が待ち遠しい。
しかしセネガルに負けて評価を落としたポーランドだが、実はワールドランクではこのグループきっての実力国。
コロンビアのハメス・ロドリゲスファルカンセネガルのマネの評価も高いが、ポーランドのエース、レバンドフスキーはそんな彼等よりも格上の、それこそ半端ない実力フォワード。
ポーランドが世界に誇る三人の偉人は、コペルニクスショパンキュリー夫人だが、四人選ぶとなると、レバンドフスキーが間違いなく選ばれるはずだ。
そんな強豪国なので、本来なら引き分ける事すら簡単ではない。
しかし幸いにも、ポーランドは二連敗してしまったので、既に決勝リーグへの進出の望みはない。
モチベーションが大幅に下がっているはずなので、日本にも付け入るスキはあるはずだ。
 
今回の日本代表は、ツキにも恵まれている。
ポーランドを粉砕したコロンビアの強さを見ると、初戦で退場者が出て10人相手に勝利したのは奇跡的だ。
更には、初戦でポーランドに勝って、H組最強とも言われたセネガルも、噂ほどは強くなかった。
 
終戦の予想は、コロンビアは恐らくは二点以上の差をつけて、セネガルに勝つと見る。
ならば日本は、最悪ポーランドに負けるとしても、一点差以内なら決勝リーグに進むことが出来る。
何としてもこのままの勢いで、予選最終戦の対ポーランド戦にも大善戦してほしい。