昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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お粗末な野党が日本を駄目にする

何かと言えば話合いとか、対話の重要性を主張する輩がいる。
こんな連中は、無法国家の右代表、北朝鮮に対してさえ、「圧力ではなく対話」と力み返っていた。
しかし、70年近く生きてきた結果の僕の人生哲学は「人間は多様な価値観を持つ生き物なので、対話では諸問題をは解決できない」だ。
 
早い話、安倍晋三首相を支持する人たちと、安倍政権に反対の人たちでは、いくら話し合っても妥協点はない。
世の中には、「愛する日本を守るためには自民党、とりわけ安倍首相が必要」と考える人たちと、安倍首相をナチスヒトラーに擬え、やることは箸の上げ下げまで気に入らない人たちがいる。
結局は選挙で決着となるが、立憲民主党枝野幸男に至っては、多数決で決めようとしても「数の力で押し切るのは民主主義ではない」と詭弁を弄する。
民主主義とは、斯くも厄介で七面倒くさいシステムだが、見方によっては「これこそ健全な社会」とも言える。
 
実は世の中には、全員一致で反対意見が存在しない社会が、あるにはある。
身近ではオーナー企業がそうだし、金王朝が支配する北朝鮮や、共産党一党独裁の中国もそれだ。
皮肉なことに安倍首相を独裁者と非難している連中は、この両国の政治体制に対しては一切批判しない。
オーナー企業も発展途上国も然りだが、独裁者は自分への批判を絶対に許さない。
自分の王朝を守るための秘密警察網やスパイ組織が張り巡らされ、反対者を徹底的に弾圧していく。
ベルリンの壁崩壊を機に、世界中の共産主義国家が崩壊していったが、どの国も崩壊直前までは秘密警察の圧政下にあった。
 
それに比べて安倍独裁政権と批判している連中は、いわば言いたい放題の無責任発言を繰り返している。
日本の安全保障のための法律を上程すると、途端に「自由な発言が出来なくなる」と騒ぎ、「日本が戦争に巻き込まれる」と危機感を煽り立ててきた。
しかし60年の安保条約成立以来60年近い年数が経過しても、日本は戦争にも巻き込まれていない。
にも拘らず野党は事あるごとに、「日本は戦争への道を進んでいる」と騒いている。
これほど好き勝手に政権批判を言える独裁国家など、あり得ないではないか。
 
この連中は、実は自分たちの方こそ全体主義で、批判を許さない体質なのを分かっていない。
これは僕が繰り返し述べてきたことだが、日本だけでなく世界中の左翼の考え方の根底に、
・自分達は歴史を先取りしている勢力
・自分達だけが正しい歴史認識をしている
・その意見に反して、歴史を逆に進める勢力は反革命なので、粛清の対象
との、極めて唯我独尊体質、即ち、何をやっても何を言っても、自分達は正しいのだから許されるとの思い上がりがあるし、自家撞着に陥った自分達への反省などない。
 
野党勢力が繰り返し仕出かすミスが、いわゆるブーメラン現象だ。
勢い込んで政府自民党を攻撃した途端に、その言葉がそっくり自分達に帰ってくる。
大見得を切っては大恥をかき続けるのだから、そろそろ学習効果が発揮されるはずだが、これも
・自分たちは絶対に正しいと信じ込んで、一切反省することがない
・野党根性の無責任体質で、とにかく目立てばいいと思い付きで発言する
ことに起因する。
辻元清美、山根志桜里、そして蓮舫立憲民主党女性議員三羽烏などはこの典型だが、その他にもアンポンタン代議士連中は、枚挙の暇がないほどいる。
しかもその全員が、政権担当能力など皆無で、中身が空虚なのもバレバレになっている。
 
民主主義の成熟の為には、与野党の健全な切磋琢磨があるに越したことはない。
しかし今の日本の野党は、55年体制時の日本社会党並みか、あるいはそれ以下の政党でしかない。
自ら国民に呆れられるような所業を繰り返し、結果として支持率はどんどん低下している。
尤も与党の自民党だって人材に恵まれているわけではないが、各派閥の中心人物には、次のリーダーを目指す志の高い議員もいる。
野党に比べると、少しはましだ。
野党連中が、被害者意識だけの不満分子に甘んじる限り、責任を以て政治を司る政党に成長することもないし、結局のところ日本の政治は自民党派閥同士のせめぎあいに終始する。
 
日本政治の後進性は、いつまで経っても駄々っ子でしかなく、何一つ建設的対案を出せない野党に、その責任の大半がある。