昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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十和田湖、蔦沼、八甲田山、アスピーテラインの紅葉

前夜、妻が「蔦沼は、朝日に生える紅葉が見どころらしい。有名な写真家がたくさん撮影に来るほどだから、朝食前に早起きして行こう」と言い出した。
フロントで聞くと、「片道で一時間かかる」と言う。
蔦沼は二日目の行程の途中にあるので、その場合、丸々往復の二時間が余計に必要な時間になる。
「我々はプロカメラマンじゃないから、そこまで朝日に拘る必要はないのでは」と説得して、やっと断念させることが出来た。
 
いつもより早めに、午前8時半にホテルを出発。
途中、紫明亭展望所に寄り道して、高所から十和田湖を見物。
十和田湖って意外にも大きく、且つ静かな湖面と山並みの紅葉が美しく映えている。
 
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10時頃に到着した蔦沼の駐車場は、この時点で既に満杯で、入り口に駐車待ちの車が並んでいた。
他人のことは言えないが、「皆さん、早朝からご苦労様!」だ。
蔦温泉には七沼があり遊歩道でつながっているが、蔦沼はその最初の大沼。
紅葉はちょうど見ごろで、湖畔の山が赤色、黄色、茶色の染まっている様は、なるほど美しい。
 
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次の目的地は、八甲田山
八甲田山は、映画「死の行軍」ですっかり有名になった。
我々は山麓駅に車を止めて、ロープウェイを利用。
10分かけて山頂駅に到着。
天気晴朗、微風の絶好のコンディションで、陸奥湾や市街が一望できる。
山頂の食堂で昼食でもと思ったが、メニューの写真が見るからに拙そうだし、値段は高いので断念。
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続いて、八幡平のアスピーテラインの紅葉見物へ。
半年前は雪の回廊だった山道は、山頂に近づくに従い、赤く色づいた紅葉が増えてくる。
トイレ休憩のための500円の有料駐車場で、柄にもなく時間の経過と、自然の営みの神秘さに浸る。
 
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この日の宿舎は、前回も利用した、盛岡市郊外の繋温泉。
露天風呂の豪華さが魅力で、今回の旅行での一番楽しみにしていたところだ。
部屋付きの温泉風呂から漂う硫黄の香りだけで、運転の疲れも癒される。
たっぷり温泉に漬かり、午後9時には就寝