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念願のアンコールワット観光

ガイドの案内で、昼食はカンボジア地元料理。
周りの客は日本人ばっかり。
カンボジア料理は全体的に甘いが、この店は日本人好みのようで、ソコソコの味付けだった。
 
初日午後のアンコールワットは、今回観光の目玉。
ガイドの解説では、アンコールワットはお墓なので西を向いているとのこと。
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午前中は写真スポットが逆光になるので、午後の方が人気がある。
見るからに広大な遺跡で、特に中国人の観光客がごった返している。
アンコールワットはヒンドゥ-教の遺跡だが、ヒンドゥー教に馴染みのない日本人には、仏教との差が今一つわかりにくい。
ただ飾ってある動物が日本なら狛犬だが、ここではライオンとか、やたらと守り神の牛や蛇の置物があるとかに、異国情緒を感じられる。
この日は観光客が比較的少なかったらしいが、それでも景色が最高と評判の第三回廊は、登るのに待ち時間が一時間以上。
登りが急だけでなく、並んでいるのはほとんどが中国人で、ワイワイガヤガヤうるさく、今回は見送り。
 
アンコールワットの後は、夕日を見るためにプノンバケン遺跡へ。
午後4時ころに到着して最上階へ。
急な階段なので、心臓に欠陥のある身には堪えるが、景色の良さには代えられない。
夕日の見ごろは午後6時らしいが、既に10人ほどの観光客が場所取り中。
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まるで日本で恒例の4月花見のカンボジア版で、全員おとなしく座って、地平線に夕日が落ちるのを待っている。
ところが我々のガイドは、スラ・スラーン湖の夕日の方が美しいと勧めてくる。
ならばそっちでと、場所移動。
なるほど、湖面に映る夕日は見事な景色だった。
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途中で土産物を売りつける、子供と女性にまとわりつかれた。
物売りが観光客にへばりつく光景は、発展途上国の観光名所では世界中一緒だ。
今回は、アンコールワットがデザインされた、Tシャツを押し売りしてきた。
「一枚千円」「No, thank you.」から始まり、
次に、「三枚二千円」と変化球が投げられる。
変化球の効果がないと分かると、「二枚千円」と本線に戻る。
こちらも「No.」を続けるが、まとわりついて離れない。
次に「三枚千円」、「四枚千円」とディスカウントが続き、最後は「五枚千円」にまで至った。
日本語の意味を理解しているのではなく、リズムで記憶しているようなセリフ回しだが、決して順番を言い間違えないのがプロの技だ。
 
尤も、最初の提案一枚千円の提案は一体何だったのか、そして果たして一枚二百円までダンピングされたTシャツはどんな品質なのか?
大いに疑問を持つが、そんなことにかまっていては時間が勿体ないので、その場は「No thank you.」で強行突破した。