昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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賭けゴルフ?がばれた

五月中旬の社休日に15組のコンペが予定されている。
今から組合せや、最近のゴルフに関する調子やらワイワイガヤガヤと盛り上がっている。
しかし、一点昨年までと違っている部分がある。
今年は、所謂「馬券」が廃止された。
知る人ぞ知るだが、「馬券」とはコンペ出場者を馬に見立て枠に貼り付け、優勝―準優勝を当てるゲームである。
大体、参加者はノルマとして千円分程度を投資しなければならない。
場外と称して、参加者以外にも投資させ、如何に沢山の馬券を売るかが幹事の腕の見せ所となってきた。
全くゴルフをやらない女性社員がビギナーズラックで的中させ翌日の話題を独り占めなど、結構微笑ましいものだった。

が、今年は廃止!

理由は、チョット前の「ウィニーで社内賭けゴルフがばれた」事件にある。
確か近鉄だったと思うが、幹事の作ったメモがウィニーを通じて流出、賭けゴルフの実態が明らかになった。
その事件を報道した新聞記事は、「的中者が1万円強の配当を得た」と、あたかも大変な賭博常習者のような内容だが、「オイオイ、チョット待ってくれ」と言いたくなる。
この記事を書いた記者は、あらゆるコンペに参加した事がないのだろう。
この程度の馬券は、どこのコンペでもやっている。
僕が参加した事のある大会社のコンペでは、三回連続馬券の的中者が出なかったのを四回目でたった一人が的中させ、優勝賞金をはるかに上回る金額をゲットした人が優勝者以上の祝福を受け、スピーチまでやっていた。
その他にも、ゴルフをやると、オリンピックだのラスベガスだのサンタモニカだの、あるいは「握り」だの、一応チョコレートを賭けるとなっているが、やっている事は賭博そのものである。
麻雀だって、ほとんど全ての場面で何らかの金額が賭けられている。

こんな事が新聞ダネになり、会社では処分されでは世の中真っ暗になってしまう。
要は程度問題である。
如何にコンプライアンスがうるさくなっても、こんな事に目くじらを立ててほしくないものだ。