昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露しています!

ワタシ弱いモノの味方です

実は、50年近いNFLのファンだ。

今年は武漢肺炎のせいで、世界中のスポーツが大幅に開幕遅れとなったが、NFLは無観客ながらも予定通りに開幕した。

大いに喜んだが、その記念すべきオープニングゲーム式典を見て驚いてしまった。

 

何と黒人差別への抗議で、国旗掲揚と国歌斉唱の時に、跪いていたり、ロッカールームから出てこなかった選手がいたらしいのだ。

そしてその極めつけが、スタジアムに掲げられた旗で、星条旗NFLリーグの旗は当然ながら、それと一緒に全く異質の旗が掲げられていた。

「BLACK LIVES MATTER」と書かれた旗が、翻っていたのだ。

これは、謂わずと知れた、黒人差別に反対するスローガンだ。 

 

確かにNFLには、黒人選手が多い。

過半数が黒人選手だし、主力選手に至っては、もっと黒人比率が上がる。

黒人たちが、自分たちが差別されることに反発する気持ちは、分からないでもない。

しかしNFLの黒人選手は、ただ一人の例外もなく超成功者であり、超大金持ちだ。

しかも、そんじょそこらの金持ちではない。

桁違いの大金持ちなのだ。

そんな連中が、改めて「LIVES MATTER」などと言うとは笑わせる。

 

僕は、BLM運動を否定はしない。

黒人が白人によって差別されない社会が実現することは、素晴らしいとは思う。

しかしBLMは、決して平和的な運動だけではない。

白人警官の取り調べ中に黒人容疑者が死亡した事件をきっかけに、全米中を席捲したBLMだが、途中で暴動となり、同じ黒人が経営する店舗が略奪される被害が続出した。

NFLの名だたる黒人選手たちも、そのことは充分に承知のはずだ。

であれば、暴徒と化したBLMは、厳しく断罪するべきだろう。

 

如何にも

 ・BLMは正義の活動

 ・そのBLMに理解を示す自分たちもまた正義の味方

みたいなマスコミによって作られたイメージに悪乗りし、これ見よがしに国旗や国歌を無視したり、急にBLMの旗を掲げたりするのは、何とも大衆迎合ではないか。

 

彼らが、黒人差別に反対するのなら、先ず隗より始めよ!

NFLアメリカきっての金持ち団体だし、有力選手たちは、並みの庶民が百人集まっても使いきれないほど稼いでいる。

ならば「LIVES MATTER」のために、貧しい黒人に自分たちの財産を、ドンドン寄付すればいい。

そうすれば数多くの黒人が「LIVES MATTER」で生きることができる。

全米で多くの人が見ている前で、わざとらしくパフォーマンスするよりも、はるかに即効性があり、数多くの貧乏人から感謝される。

 

先ごろの、テニス全米オープン大坂なおみにも、同様のことが言える。

選手が政治主張を持つのは勝手だが、それを職場で仕事中にアピールする必要はない。

仕事中は、対戦相手もいるし、共に戦う同僚もいる。

その全員が賛同し、理解しているのでなければ、はなはだ傍迷惑な行動になる。

だから仕事とは離れた場所を独自に設定し、そこで自分の主張を開示するべきだ。

自分は超リッチな生活を送りながら、「差別に苦しむ黒人に連帯する」ことをアピールする姿は、偽善的に見えて仕方がない。

中核派と日本共産党

中核派の最高指導者が、51年ぶりに姿を現したとニュースになった。

清水丈夫、その業界筋で「シミタケ」と称される有名人だが、何と御年82歳。

最後に確認されたのが、1969年とも1970年とも言われ、半世紀に亘って消息不明だったらしい。

孫と遊んでいるのが似合う年齢だが、この歳で革命戦士を続けていたとは、さぞや厳しい生活を送ってきたのだろう。

 

シミタケが喋ったとされる、自己批判の内容がまた泣かせる。

 ・「近年の指導方針を誤り、活動を充実させることができなかった」

 ・「組織方針を巡る混乱は自らの責任」

 ・「直接皆さんと向き合って討論したい」

通常は、共産主義組織で幹部がこんな坊主懺悔のような自己批判する時は、粛清され地位を追われる時だ。

中核派内部でどのような路線対立があったのかは不明だが、最高指導者が自己批判するほど、中核派の活動が低迷していることだけは間違いない。

 

中核派と言えば、サヨク界隈でもとびぬけて過激なテロ集団だった。

特にシミタケは、革マル派と殺し合いまで仕出かした内ゲバの中心人物なので、叩けばいくらでもホコリが出てくる。

殺人教唆などの罪が立証できれば、死刑すら間違いないようなオオモノ幹部だ。

中核派広報は「(消息不明の間は)非合法活動に従事していた」と認めている。

当然ながら警察としては、出頭させて取り調べをすることが必要となる

シミタケが公の場に姿を現したのは、そんな過去の悪行を反省し、罪を償う積りなのか、あるいは警察は犯罪を立証できないと高を括っているのか、今後の進展が注目だ。

 

実際に現在の中核派の活動の大半は、暴力手段ではなく、一見平和的なデモや集会だ。

中核派の名前も伏せて、市民団体を名乗り、沖縄辺野古基地反対、関西生コン事件、ヘイトスピーチ反対、アイヌ新法などで、新たなメンバーを増やそうとしている。

また地方選挙も熱心に取り組み、れいわ新選組山本太郎の周辺には中核派活動家が跋扈しているとの情報もある。

もはや共産主義暴力革命は不可能なので、ソフト路線での組織拡大で、実質的な共産主義革命を成功させようとする考えだ。

 

これはデジャブだ。

日本共産党が、暴力革命を諦めて平和革命路線に転向したのと全く一緒だ。

歌声集会や核兵器反対などの平和活動の結果、共産党衆議院議員12名、参議院議員13名、合計25名の国会議員を有する国政政党となった。

しかしもちろん、こんな数字では共産主義革命などできっこない。

急がば回れ

窮地の共産党がとったのが、野党統一候補擁立作戦だ。

統一候補さえ擁立できれば、あとは共産党持ち前の組織力と、共産党員の滅私奉公で、野党内で影響力を強化できる。

そのうちに、統一野党内では共産党が主導権をとれるし、うまくいけば組織そのものを乗っ取ることも可能になる。

共産党の思惑は、大方こんなところだろう。

 

哀れなのは、そんな恐ろしいことを目論む共産党に対して、無警戒に選挙協力を要請する頓珍漢な野党連中だ。

ただただ選挙に勝つことしか考えないから、後先のことに気が回らない。

議員であり続けるには、ゾンビで生き残るしか方法がないような立憲民主党の下っ端議員連中には、共産党選挙協力は麻薬でしかなく、仮に共産党の後押しで選挙に勝とうものなら、その瞬間から共産党の言いなりにならざるを得ない。

 

そんな共産党が辿った道を、市民団体を装った中核派が踏襲している。

中核派最高指導者が姿を現したのは、共産主義に内在する暴力路線が破綻したためだが、今度は一見すればソフト路線で社会への浸透を図る。

しかしそれもうまくいかないことは、中核派より65年も早く路線転向した日本共産党が証明している。

 

要は、共産主義が間違っているのだ。

共産主義を捨てない限り、中核派日本共産党も、組織としての展望は開けない。

逮捕される危険を押して、半世紀ぶりに現れたシミタケの82年間の人生を思うと、お花畑の理想主義に一生を捧げた、老革命家に対して憐憫の情を禁じ得ない。

同時に、組織員の覚醒を許さない、硬直した共産主義組織の持つ恐ろしさも痛感する。

 

格差のない平等社会の実現を目指した共産主義だが、実際は至る所で人類の憎悪と分裂、分断を招き、戦争以上の死者を生み出した最悪の思想だった。

小川淳也の幼稚性と菅義偉に漂うリスク

 

小川淳也、49歳。

立憲民主党所属で、五期も衆議院議員を務めている中堅議員だ。

尤も民主党バブルだった2009年の選挙以外では、野党候補にありふれた、小選挙区では負けるが比例で復活する、ゾンビ議員でもある。

 

その小川が、テレビ出演でとんでもない発言をしたことが問題になっている。

「どういう人間かは、どういう生い立ち、どういう環境かに規定されるんですよ」

「叩き上げストーリーをもし作られているとしたら、それはちゃんと実情を見ないといけない」

 

特に最初のフレーズが問題で、「小川は差別主義者」の大合唱で炎上した。

さすがに小川は、「言葉足らずだった」と謝罪した。

しかし、生い立ちと環境で人間性が決まると考えていたのは事実なので、如何なる言い訳も虚しい。

差別主義者と言われても、仕方がない。

 

しかも小川はこのセリフを、橋下徹の眼前で披露している。

橋下は自ら被差別部落出身者をカミングアウトしているが、しかしそれでもいけしゃあしゃあと、こんな差別論理をひけらかされては、穏やかではいられない。

小川は幼稚なだけでなく、まるで無神経なオトコだと分かってしまう。

 

もしもこれが与党議員の発言ならば、マスコミは挙って「議員の資格なし、即刻議員辞職を」と大騒ぎするに違いない。

しかしいつものことながら、野党議員への追及は甘いし、今回も問題視すらされない。

結果として、野党議員は真摯な反省をしないので、いつも同様のミスを仕出かす。

マスコミの過保護、長年の持たれあいと腐れ縁は、実は野党議員の成長を促さないし、野党の信頼感につながらない。

改めて今回の小川淳也の言動から、日本の野党とマスコミの体たらくを痛感する。

 

それはそれとして、今回の小川発言は間違うことない、救いようのない差別発言だ。

だが、精一杯小川側に立って考えてみると、彼が言いたかったことは、二番目のフレーズにあると思い至る。

小川は、「菅義偉の苦労人伝説は疑わしい」と言いたいのだ。

そして野党政治家としての最初の仕事は、菅義偉の虚構を暴くことと思っているのだ。

それが、

 ・菅義偉の実家は、富裕な農家だった

 ・地縁血縁のない選挙区も、父親も町議だったので怪しい

 ・苦労人菅義偉は、選挙用に作られた虚構

との発言につながっている。

 

何をどう思おうと、それは小川の勝手だが、衆議院議員として菅義偉新首相に対する疑問がこんなレベルとは笑わせる。

はっきり言って、菅義偉が「集団就職ではなかった」とか、「裕福な農家を継ぎたくなかったのはおかしい」とかは、全く以てどうでもいいことだ。

そんな些末なことで、菅義偉内閣と戦おうとする野党議員の志の低さに呆れてしまう。

大事なのは、菅義偉が市会議員から国会議員に転身し、安倍政権で七年八か月間も官房長官を務めた中で行ってきた、政治家としての実績を問うことなのだ。

 

その点では、自民党総裁選が終わった翌日の「虎ノ門ニュース」に登場した、元北海道道議、小野寺まさるの菅義偉批判は秀逸だった。

この番組で小野寺は、アイヌ新法の欺瞞性を暴露し、その法案成立に果たした菅義偉の役割と、IR利権への菅義偉の関りを痛烈に批判した。

小野寺の指摘通りなら、菅義偉はかなりキナ臭さが漂う政治家であり、場合によっては北朝鮮チュチェ思想集団と利害が一致している可能性がある。

 

こんな重大な問題点が、保守系番組の「虎ノ門ニュース」で報道される。

これもまた、日本の野党とマスコミの怠慢を表す典型例だ。

小川淳也も、ガキみたいなイチャモンではなく、政策の矛盾点をついた菅義偉首相の批判をしないと、いつまでも比例復活がやっとの下っ端議員のままで終わる。

 

当方は、自民党新総裁として菅義偉が選ばれたことを大喜びしていた。

しかし、小野寺まさるの告発を知って以降は、新首相菅義偉に対して一抹どころか、かなり大きな不安感が芽生えている。

小野寺が指摘した、アイヌ新法の諸問題をクリアに説明できなければ、菅義偉に全幅の信頼を置くのは危険だ。

いしばしゲル君への提言

自民党総裁選の、熾烈な二位争い。

制したのは岸田文雄で、国民的人気が断然一番のはずだった、いしばしゲル君は無念の最下位に沈んだ。

 

早速、いしばしゲル君の熱心な応援団だったマスコミは、大ブーイングだ

とりわけ極端なのが、余命いくばくもないフジテレビ「グッデイ」の安藤優子さま。

「そこまで、いしばしゲルが憎いのか?」と、〇女の深情けぶりを発揮した。

これは、圧勝間違いなしのガースー陣営が、激戦の最下位争いで苦戦している岸田に票を回すとの噂が、実しやかに流されていたからだ。

 

 ・いしばしゲルだけは絶対に二位にさせない

 ・この際、いしばしゲルの政治生命を終わらせる

 ・安倍政権の足を引っ張り続けたいしばしゲルはガースー陣営から恨み骨髄だった

安藤優子は「これこそ悪しき自民党密室政治の復活」と、義侠心に駆られたのだろう。

 

確かに末期の安倍政権は、武漢肺炎対策に失敗し、支持率が急落していた。

一方の野党は。合流を果たし大きな塊となり、上り流の勢いを取り戻すかもしれない。

選挙の神様・小沢一郎が、合流野党の重鎮として陣頭指揮を執る。

2009年政権交代の夢が、いよいよ現実のものとなってきた。

とは言うものの、大注目を集めた自民党総裁選に比べk、野党代表戦は全く盛り上がらず、しかも選ばれた役員連中は元の民主党出身者ばかりの体たらく。

七年八か月に亘って、打倒安倍政権活動に執念を燃やし続けたマスコミにとっては、いしばしゲル苛めでもバッシングしないと、やってられない心境なのだろう。

 

今回は地方票で10票しか取れず、いしばしゲルに32票の差をつけられ最下位だった岸田が二位に浮上するためには、国会議員票で逆転するしかない。

その国会議員票は、岸田派47+α、いしばしゲル派19+α。

双方+αがどれだけあるかの勝負で、いしばしゲル派は既に自派閥以外に5人の推薦人がいて、、24名はほぼ確定だった。

すると岸田派は、最低でも10人の助っ人が必要になる。

この結果なら、岸田67票、いしばしゲル66票で、晴れて岸田の二位が確定する。

この程度の票読みなら、素人の当方でもできる。

よって、自民党内の評判が最悪のいしばしゲルを最下位に落とすために主力派閥間で票のやり取りがあったとして何の不思議でもないのだ。

実際の結果は、岸田89票、いしばしゲル68票。

いしばしゲル派は更に1名の上乗せ(ガースー側から見れば裏切者)があり、岸田派は用心の為に、更に20人を上乗せしていたことになる。

 

これを以て、自民党の閉鎖性と批判するのは当たらない。

ガ-スー内閣や自民党主流派にとっては、今までの一連の、いしばしゲルの立ち居振る舞いは、獅子身中の虫でしかない。

それなら、この際に徹底的に叩き潰すことが至上命題になる。

総裁選が終わればノーサイドなどは、ラグビーの世界でしかなく、政界の権力闘争は、「そこまでやるか」と恐れられるほど、厳しい制裁が実施されるものだ。

無論、負けたいしばしゲル側も覚悟の上であり、その逆流を跳ね返してこそ、更に強い次期いしばしゲル政権が期待できるというものだ。

 

そもそも、こんな結末になるのは、いしばしゲル自身に問題があるからだ。

もしも、いしばしゲルに人徳があれば、党内にもっと多数の支持者がいるはずだ。

しかし、最下位争いが激しさを増した最終段階でも、いしばしゲル陣営に馳せ参じたのは、わずかに一人だけしかいなかった。

一方の岸田文雄は、優柔不断さの余り派閥領袖からの信頼は薄らいだが、それでも20人の救いの手が伸びてきた。

 

この10年間、いしばしゲルはひたすら地方票の獲得努力に明け暮れてきた。

その成果が8年前の総裁選で地方票トップとなって結実したが、この時は国会議員票で安倍首相に逆転された。

その反省に立てば、いしばしゲルは国会議員を味方につける努力をするべきだったのに、やったことは安倍政権の批判ばかり。

そのお陰で反日マスコミの受けは良くなったが、肝心の仲間内からの信用は失った。

その集大成が、今回の総裁選なのだ。

 

いしばしゲルは、自業自得!

同情の余地はない。

ただ幸か不幸か本人は、以前として「国民の人気」は高いと信じている。

ならば今まで通り、哀れに冷や飯を食う姿を晒して、もっと世間の同情を集める作戦に徹した上で「こんな意地悪な自民党はヤだ」と、ケツを膜って野党に合流することだ。

その場合、いしばしゲル首相、小沢一郎幹事長の、夢の「最強コンビ」による政権交代が実現し、反日マスコミのお祭り騒ぎが再現するかもしれない。

あなオソロシヤ!

大坂なおみの全米オープン優勝は、どうも素直に喜べない  

 

大坂なおみ全米オープン優勝は快挙だ。

しかも全米は二勝目、メジャー三勝目。

第一セットをアッサリ負けた後のカムバックだから、尚のことこの勝利は価値がある。

「新たな女王誕生」と、日本人だけでなく、世界中が祝福している。

全くおめでたい話なのだが、どうも素直になれない。

 

それは彼女が、ことさらに黒人差別反対を強調してきたからだ。

そもそもは、全米オープンの前哨戦ウェスタン&サザン・オープンから始まっていた。

彼女は突然「テニス選手の前に一人の黒人女性」を理由に、棄権すると言い出し、主催者側も試合延期を発表するなど大騒ぎとなった。

この時は「抗議行動への関心が高まった」とか、訳の分からない理由で試合復帰したが、最終的には決勝戦を体調不良で棄権した。

 

この後が、全米オープンになるのだが、彼女は黒のマスクに差別で死亡したと言われる七人の黒人の名前を書いたマスクを毎回変えて着用し、差別反対を訴え続けた。

そんなパフォーマンスで、決勝戦まで七試合を行い、且つその全部に勝利して優勝したのだから、大したモノだと感心するしかない。

しかし同じ日本人として彼女の振舞いを見ると、どうしても違和感を禁じ得ないのだ。

 

先ずテニス選手は、純然とした自分の技術と体力で勝負を争うべきだと思う。

しかし黒マスク姿の彼女は、特に白人選手には、それだけで十分威圧的に見える。

素晴らしいプレイで観客を味方につけるのは技の内だが、例え無意識であっても、それ以外の手段で心理的に優位に立つのはフェアとは言えない。

また、日本人の中には、黒人に対する差別はない。

幼少の頃に、物珍し気に見られることはあったかもしれないが、アメリカやヨーロッパの人種差別とは根本的に違う。

今回の大阪なおみの快挙を「同じ日本人として誇りに思う」とのコメントを多数見たが、黒人差別反対を最優先した彼女のメンタリティは、黒人差別意識のない日本人には唐突感がある。

 

彼女が着用した、マスクに書かれた黒人の中で、名前を知っていたのはミネアポリスでの取り調べ中に、白人警官に押さえつけられて死亡したGeorge Floydだけだった。

優勝スピーチで彼女自身が「今回のマスクで名前を知り事件を調べてくれれば」と、自分の行動の目的を述べていた。

確かに彼女のそんな行いで、アメリカだけでなく、世界中で黒人への不当差別がなくなれば良いことだとは思う。

 

しかし、現実を冷静に見ることもまた重要なはずだ。

それは、黒人の犯罪率が高いことだ。

黒人が差別されるから犯罪が多いのか、あるいは犯罪者に対しての警戒感が差別になるのかは、「鶏か卵か」の問題でもある。

しかし現に、黒人差別反対の運動は平和的デモだけでなく、略奪や強盗行為を含む暴力沙汰を至る所で引き起こした。

この現実を無視して、黒人差別反対を訴えても、運動の広がりは期待できない。

 

大坂なおみが黒人差別反対を訴えることに、文句を言っているのではない。

今回のマスクに書かれた七人は、警察官の暴力行為で命を失った黒人らしい。

彼女がそんな警官の暴力を非難するのなら、BLM運動の暴力もまた批判するべきだ。

それとも大坂なおみは「良い暴力と悪い暴力がある」とでも言う積りだろうか。

 

ついでに言えば、今回の全米オープンでは準決勝で敗退した、同じ黒人選手のセリーナ・ウィリアムズは、黒人差別反対を主張しないと非難されているらしい。

今回の大坂なおみを正義の味方を持ち上げる一方で、同じことを言わない選手を否定するのは如何なものか。

この二人は、二年前の全米オープン決勝を争った。

その時のセリーナは、審判が不公平だと大文句を垂れた挙句の敗戦だったので、大変後味が悪かった覚えがある。

ただセリーナの主張は、「審判が性差別をした」だった。

黒人差別だろうが、性差別だろうが、謂れのない差別は、全てがダメなはずだ。

しかしこの時の大坂なおみは、セリーナの主張に同調してはいない。

名前は忘れたが、有名男子プロ選手が「ツアーには性差別が存在する」と、セリーナを擁護しただけだった。

 

大坂なおみは、黒人差別撤廃を強く訴え、大注目と尊敬の念を集めた。

二年前のセリーナ・ウィリアムズは、テニスツアーに残る性差別を訴えたが、白眼視されただけだった。

大坂なおみの快挙だけでなく、マスクパフォーマンスにまで感激する日本人は、些か燥ぎ過ぎだろう。

余り知られていないベトナム戦争後のベトナム

 

群馬県、栃木県の家畜大量盗難事件で、ベトナム人コミュニティが注目されている。

一説では、新宿闇社会で最も恐れられているのは、伝統ある日本ヤクザでも、世界的ネットワークの中国マフィアでもなく、実はベトナムギャング団とも言われる。

 

そのベトナムだが、世界で初めて、世界最強のアメリカに勝った国だ。

正面切って、アメリカの正規軍に戦いを挑み、これをベトナムの地から放逐したのだ。

その後、イランやアフガニスタンの局地戦で、アメリカが苦戦したことはあるが、完璧にアメリカに一本勝ちした国は、少なくともベトナムをおいて他にない。

このベトナム戦争で、嫌と言うほど実戦経験を積んだベトナム軍は、間違いなく世界最強の軍隊だった。

その後の、カンボジア侵攻、中越戦争ラオス侵攻でも、ベトナム軍の強さは嫌と言うほど喧伝された。

 

ところが好事魔多し。

 

皮肉にも、ベトナム戦争に勝ったことで、却ってベトナム近代化が遅れてしまった。

元々アメリカがベトナム戦争に介入したのは、共産主義革命が世界に拡がることを防ぐことが目的で、いわゆる「自由を民主主義を守る」ためだった。

しかし、ソ連の軍事指導を受けた北ベトナムと、北ベトナムの支援を受けたベトナム民族解放戦線(ベトコン)に、アメリカが完敗したのだから、当然ながら新生ベトナム共産主義国家となる。

ベトナム戦争終結の1975年、正式国名「ベトナム社旗主義共和国」が誕生した。

 

ベトナム戦争勝利は、サヨク陣営にとって夢の世界共産主義化への第一歩のはずだったが、ところがこの社会主義共産主義の国家運営がうまくいかない。

「乏しきを分かち合う」共産主義では生産性が上がらず、ベトナムの近代化・工業化が決定的に遅れてしまったのだ。

そこでベトナムはついに1986年に、それまでの計画経済政策を捨て去り、成果が個々に帰属することを認めたドイモイ政策を踏み切った。

これは共産主義敗北の瞬間であり、ベトナムにとっては将に「失われた10年間」だ。

アメリカは、ベトナム戦争には負けたが、一番の目的だった共産主義との戦いには、最終的に打ち勝ったことになる。

 

以降のベトナムは、自由主義経済での国家運営に邁進しているので、今や立派な資本主義国家群の一員だ。

しかし、一度でもベトナムとビジネスをした経験がある人には分かると思うが、ベトナムのビジネスシステムには、依然として共産主義国家の残渣が強く残っている。

ベトナムは海外資金を積極的に誘致するために、法改正で諸々の規制を緩和したはずだが、各々の部署に元共産党幹部やその配下の役人が残っている。

そして他の元共産主義国家と同様に、この役人連中が腐敗や賄賂の塊なのだ。

だから、裏金なしでは何事も進まない。

連中は、立場を利用して税金を懐にするノウハウや、企業へのタカリで蓄財し、一族郎党を養っているので、如何に袖の下をつかませるかが、アタマの使いどころなのだ。

 

こんな社会体制だから、激しい貧富の格差など解決するはずがない。

そして、国内で食い扶持からはぐれた連中が海外に移住して稼ぐ道を選び、そんな連中の一部が、日本で働きながらコミュニティを形成しているのだ。

普段のベトナム人は、一見シャイで物静かに見える。

ライダイハン事件を犯した韓国が「ベトナムをアジア最貧国」とバカにした時、「我々は賠償金にタカルほど品性下劣ではない」と痛罵した、誇り高い民族でもある。

 

性善説になりがちな日本人は、ベトナム人を穏やかでいいヤツと思い込みがちだが、しかしどの国でも一緒だが、一部にはとんでもない不心得者がいる。

困った時には、食べるためなら犯罪をも厭わないし、ベトナム戦争を戦い抜いた国民なので、一皮めくれば恐ろしいほどの強さと獰猛さを持ち合わせている。

イイ人たちが多いとか、旅行で親切にされたとかの問題ではなく、食い詰めた連中が集団になり、悪さを仕出かすと、世にも恐ろしい犯罪をも躊躇しないのだ。

 

国際化の時代なので、外国人が日本に押しかけ、日本国内にリトル外国のコミュニティを作ることは尊重しなければならないが、しかし警戒を怠ってはいけない。

実は、世界中探しても、日本人ほどお人好し集団はいないが、国際社会がグローバル化を目指している現在、どんな外国人もアタマから信用してはいけないのだ。

親日国歌と言えども、第一優先は自国の利益。

ましてや反日国是の中国や韓国は、日本を貶し陥れることが自国の利益につながる。

そんな外国と付き合うことは、生き馬の目を抜く連中との折衝だ。

 

労働力不足だから移民などは、同時に日本の治安に重大な悪影響を与えることとなる。

外国人コミュニティの存在は、そんなことを教える反面教師であり、日本への警鐘だ。

消費税のお話

高橋洋一、上念司と言えば、今では右派論客の代表格だ。

その二人に共通しているのが、「景気刺激策としての消費税減額」論だ。

14日選出の自民党新総裁が、消費税減額を公約に選挙に打って出れば、準備不足の野党はなす術がなく、与党圧勝間違いなしとの見方だ。

また外交で目覚ましい成果を上げた安倍政権だが、内政失敗の典型が二度に亘る消費税率アップとも主張している。

 

一般国民にとって、納めなければならない税金など、少ない方がいいに決まっている。

庶民の納税額は「多々益々弁ず」ではなく、「少々益々弁ず」だからだ。

だから消費税を下げるというと、確かに人気が出る。

その証拠に、自民党でも典型的ポピュリスト候補の石破茂と、全く国政に無責任な立場の野党代表候補者は、声を揃えて「消費税減額」を叫んでいた。

 

しかし当方は、消費税減額には反対だ。

 

その理由は、(と、力みかえるほどのモノではないが)、

買い物をする時に、消費税10%だと計算がし易いからだ。

ただ、年齢と共に計算能力が衰えているとの、単純な理由だけではない。

税率10%なら、自分の納税額を比較的簡単に、且つしっかりと理解できる。

5%なら未だしも、これが8%とか3%とかになるとややこしい。

税金は、自分が納税している総額をはっきりと自覚しないと、国への感謝も薄らぐし、国への要求の説得力が弱くなる。

 

よくよく考えて欲しい。

政治家の無駄遣いが問題視されるたびに「俺たちの税金を」と怒る庶民をたくさん見かけるが、実はその大半は大した税金を納めてはいない。

納税額が大したことないヤツほど「俺たちの税金を」と力説する傾向があるのだ。

多額納税者である本当の金持ちは、そんなありふれて低俗な文句は言わず、ひたすら節税に励み、且つもっと税率の安い国への移住を図っている。

国にとっては売国行為だし、貧乏人は金持ちは身勝手だとブーイングする。

だが、「こんなに税金を取られている」と嘆く金持ち連中は、更なるモチベーションを維持するために、必死の自己防衛策が必要なのだ。

金持ちは本音では貧乏人に対して、「才覚で多額納税している俺に見習い、オマエらももっと納税しろ」と悪態をつきたい気分だろう。

 

自慢じゃないが、当方もまた、常に少額納税者だった。

会社員時代の納税は天引きだったので、いくら納税しているのかも関心がなかった。

その分恐らくは一円たりとも脱税はしていないはずだし、そんなチャンスもなかった。

ただ日本共産党のような、金持ちに増税とか大企業の法人税率アップとかは、経済上は全く的外れの頓珍漢主張と思っていた。

金の卵を産み続ける金持ちや優良企業が、高税に耐えかねて日本を脱出するからだ。

 

だから、自分が少額納税者であることをしっかり自覚して、税金については文句を言わないことにしてきた。

15年近く不平不満を書き続けたブログでも、税金に関しての文句はないはずだ。

 

断言するが、個人経営の小規模店店舗から超大企業まで、税務署が言うままに税金を払う経営者はいない。

高給の税理士を雇い、どのように理屈をつければ納税額が減るかの研究に余念がないが、彼らはこの行為を脱税と言わず、節税と称している。

消費税には、直接税を巡るそんな努力やカラクリは通用しない。

金持ちでも貧乏人でも、モノを買えば等しく税負担するので脱税のしようがない。

納税が嫌なら、買わなければ良いだけの、実に公平な決まり事だ。

 

竹下登内閣で消費税導入が決定された時、批判の急先鋒だったワイドショーが、小学校教師にインタビューしていた。

その教師は、テレビ局との予定調和で「消費税は鉛筆や消しゴムを買う、子供たちにも負担をかけ傷つけているいることを理解して」と訴えた。

すると、その時コメンテータだった大宅映子が間髪を入れず、「子供たちに納税の義務を教える絶好の教育チャンス」と断じた。

後にサンデーモーニングで、反日コメントを繰り返した大宅映子だが。この時だけはカッコ良かったナァ。

 

最有力首相候補菅義偉は、「10年間は消費税を挙げる必要はない」と発言した。

と言うことは、消費税率10%が10年は続き、買い物での資金繰りが楽だ。

この点でも、次期自民党総裁としては、菅官房長官を支持する。