昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフのフォームについて

覚えたての頃は、パーシモンのドライバー、極端に薄いソールのアイアン、糸巻きボール。
下手な上に、道具も難しく、簡単にうまくなるはずがなかった。
しかし、だからこそ、職場でのゴルフ腕前は、年功序列。偉い人がうまいと決まっていた。
最近は、学生時代に基本を学んだ新入社員がとてつもなくうまかったりして、年寄りの教え魔が活躍したり、威張れるチャンスが減ってしまっている。

僕の場合は、全くの独学でゴルフの師匠はいない。
最初から、全く打ちっ放しの練習にも行かず、本番のコースプレイが即修練の場。
何をやってもうまくいかず、極端なスライスボールばかりでスコアもまとまらなかった。
しかし、出張の暇つぶしに買った青木功のゴルフレッスン書で目から鱗が落ちた。
簡単明瞭の三点指南。
・ボールは体の正面で打て!
・ボールは上から下に打て!
・ベタ足で打て!

素人に難しいことを色々と教えても、打つ瞬間には全てを忘れている。
覚えられるのは、簡単な指摘ポイントだけ。
この教えで、ハンディキャップが10ポイントは上がったのではないかと思っている。
僕はこの本こそが最高の珠玉の指南書だと確信し、二十年以上たった今でも所有し続けている。

もう一冊、参考となった本は杉本英生著、NHKゴルフレッスン用テキストで
・バックスゥイングで、手の甲を前に向けろ
で、これは今も実践している(積りである。)

栃木県のパブリックコースで撮影された写真も、大変参考となった。
当時、流行した教えに、「左サイドに壁を作れ」があった。
写真やイラストで見るプロのスゥイングは、確かに左サイドは見事に直線となっている。
僕は野球そのままにスゥイングしていたので、どうしても打った後に体が開き左足が宙に舞う事が多かった。
何度も矯正しようとしたが、打った直後はやはりいつも右足一本で立っていた。
ところが、写真でスゥイングを見ると、ボールを打つ前に既に腰が開いていた。
要は、打つまで体を開かなければいいはずだ。
即ち体の正面をクラブが走り抜けるまでジッと待っている感覚。
青木大先生が言ってた「体の正面で打て」とはこの事だ!
この時から、それまでのスライスが嘘のように直り、すっかりフッカーと変身した。

今まで、スゥイングで参考としてきたのは、この三点だけ。
単純なスゥイングの為、さほど無理もしていないようで、腰痛にも無縁である。