昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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改めて石川遼は凄い!

石川遼が一億円近くを稼いだ。
コマーシャルやスポンサーとの契約金ではない。
自らの腕一本、実力で稼ぎ出したものだ。
これが17歳の若者だから恐れ入る。

順風満帆な若者に対しては妬み嫉みが付きまとう。
石川遼も、アマチュア時代にあげた一勝は大まぐれ、プロになった後関西オープンで勝っても尚、実力に対しては疑問符が付いていた。
しかし、日本オープンで二位に入って以降の充実ぶりには、さすがのアンチ石川遼の面々もシャッポを脱がざるを得ない。

ちょうどタイガーウッズがデビューした頃を髣髴とさせる。
タイガーも、「噂ほどの実力はない」と悪口を言われ続けたが、今や彼が実力世界一である事に異論を唱える人はいない。
石川遼マイナビABCチャンピオンシップの最終パー5の二打目で直接グリーンを狙った時、ダンロップフェニックス18番で、バンカーからクリークで脱出した時、いずれも無謀な挑戦に思えたが、結果は大成功。
当たり前だが、我々素人の想像の域をはるかに超えた存在のようだ。

スウィングの速さ、ドライバーの飛距離、ここ一番のパッティング。
二~三年後は、誰も敵わなくなるのではないかと思わせる凄さを感じさせる。
どんなに疲れていても、またどんなにスコアが悪くても、プレイ終了後のインタビューには丁寧に応じている。
石川遼は、爽やかさナンバーワンの好青年だ。

不肖私メ、今日のゴルフもまるで不満足な出来だった。
同伴競技者の一人がやたらとスロープレイなので、最後の二ホールは雨に当たってしまった。
既に酸いも甘いも分かっているはずのいい年になっていながら、未だにちょっと思い通りにならないだけで機嫌が悪くなってしまう。
まさに17歳の石川遼の爪の垢でも煎じて飲まなければならない。
そこでホールアウト後は、ニコヤカに微笑みながら、感謝の気持ちを表明、再度のプレイを約束してお開きとなった。

態度だけなら石川遼の真似が出来る。
稼ぎと実力に差があり過ぎるが、今日の私メはまるで我がホームコースの石川遼になった気分だ。