昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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成績が悪い子供は英会話を学ぶべき

姉の15歳の孫、当方から見れば姪の娘の話。
高校受験前なのに、漫画を読んだりテレビの馬鹿番組ばかりを見て、全く勉強しないらしい。
何にでも一所懸命に取り組んできた姉から見れば、孫の怠惰な生活ぶりが不満だし、将来が不安で大いに悩んでいた。
よくよく聞けば、三つ上の優等生姉が「顔も美人、成績も優秀、運動神経も抜群、ピアノもうまい」と、何かと比較され些か頭にきているようで、それへの反発からかわざと姉とは違う道を歩こうとしているようにも感じられる。

相談を受けた当方は、「学校の勉強なんて単なるテクニックだけなので、成績なんか悪くても大丈夫。それより今のうちに英会話の勉強をするべき」と励ましておいた。
勉強をするのも能力の一つであり、勉強をしない人はその能力が欠けていることも理解すべきだ。
例えて言えば、走るのが遅い人が走る練習を強いられるのは苦痛でしかない。
勉強が嫌いな人が、勉強する事を強いられるのも同じ事だ。

この意見は、単なる思い付きでない。
当方、受験用の成績なんて答えを見つけ出すテクニックの優劣にすぎないと固く信じている。
もちろん成績が良い方がいいに決まっているが、学校でボンクラだからと言って社会で通用しないわけではない。
当方の人生経験にあっても、小学校しか出ていないのに大経営者になった先達を沢山知っている。
一方、最高学府を卒業してもまるで役に立たない人間もまた沢山見てきた。
当方は自慢じゃないが、中学校以来勉強をしなかった事に関しては人後に落ちない。
勉強する暇があったら、友達と遊ぶ方を選んだ。
それでも要領だけで、この年齢まで何とか生き延びてきた。
勉強なんかしなくても何とかなる。
ただ一点、自分なりに大いに反省しているのが英会話を過小評価した事だ
英会話は大学受験に不要だと思い、一番頭が柔らかい時期に見向きもしなかった。

今になってしみじみ思うが、英会話が出来れば食いっぱぐれがない。
英会話が出来ると仕事のチャンスが増えるし、情報量が格段に増える。
しかも、英会話なんて特別の能力はまるで不要だ。
環境さえ整えてやれば、馬鹿でも英会話が出来るようになる。
その証拠に、アメリカ人はどんなに間抜けでもちゃんと英語を話している。
英会話は、最も先天的な能力が不要なのに、生きる術としては最も有力な武器になる。

だから勉強が嫌いな人は、誰も負けない英会話能力を身につける事だ。
子供の成績が悪いからといって、親が悲観する必要はない。
親子で英会話の達人を目指すに限る。