昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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北海道でゴルフ!

北海道へ行ってきた。
折悪く休風が吹き荒れたらしく、羽田を発つ時「千歳空港は横風が強いため、着陸できない場合は函館空港に目的地を変更します」と機内放送が流された。

当方、5時半から北海道のある業界の会合に参加する事になっている。
函館なんぞに着陸した日にゃ、会合欠席となってしまう。
いささか焦ったが、何とか無事に千歳空港に着陸、ギリギリで会合にも間に合った。
主催者の長ったらしいスピーチの内容は大半が「豚インフルエンザ」問題。
会長がうっかり「北海道の罹患者はゼロ、しばらくは神戸の人は北海道に来ないようにすればよい」と口を滑らせてしまったが、神戸からのゲストも来場している事がわかり一瞬座が白けてしまった。
その後やっと乾杯が終わり、テーブル形式の本格ディナーだがあまりうまくない。
150名近く参加している会員は、わが社の若手社員以外は誰一人知らない。
お世話になっている方々への挨拶と名刺交換で大忙しだった。

翌日は、参加者およそ90名の大コンペが開催された。
北海道でのゴルフはこれで三度目。
今までの二度のプレイで、「ラフが厳しく距離が長い」印象がこびりついている。
今回のコンペは結構年寄りが多く、ゴルフのルールから見れば邪道の6インチプレイスOK。
しかしゴルフに拘る私メは、敢然とこの特別ルールを拒否、断じてノータッチを貫いた。
更に優遇策として年寄りはカートもOKなので、かなりの年配者もフェアウェイを颯爽と疾走し、移動も早い。

当方、今回が初出場なのでスコアに関係なく何の景品にもありつかない。
気楽な気持ちのスタートホールは、いきなりドライバーが右の林に一直線。
しかしラッキーにも木に当たってもどり、崖の上。
極端な前上がりの二打目は、うまくフックがかかって2オン。
20メートルほどの超ロングパットがゴツンとカップに当たってポトリのバーディースタート。
数本の木も折れたような昨日の強風の結果、コースのあちこちに木の枝が大量に散らばっている。
途中、パー3でも下りスライス20メートルパターが大まぐれで決まり、またまたバーディー。
まるで知らない人達との組合わせだったが、和気藹藹のプレイが続きオリンピックで荒稼ぎした。
北海道は、スループレイが一般的。
午前のプレイが終わると昼食をとる日本独特のスタイルに慣れていると、途中で腹が減ってくる。
優勝者は5アンダー、14位までがアンダーパー、イーブンパーでも20位になってしまう。
よく言えば大激戦だが、悪く見れば全員ハンディが甘い!
しかし、このコンペはいつもこんなものらしい。

今回ご一緒した同伴競技者の一人は75歳。
しかし風貌が若々しいだけでなく、プレイ振りや会話も元気一杯。
あんな年寄りになりたいと思わせる御仁だった。
ゴルフは、プレイが面白いだけでなく、人との新たな出会いがあり、プレイを通じてすぐに友達になれる。

やはりゴルフは素晴らしい!