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有名ゴルフ場ベスト10!

日本の新ゴルフコースグランプリ、「ゴルフ場のグランプリ。」(1000円)を購入。
日本中のゴルフコースを分野別にランキングする特集号で、有名人のホームコース自慢や、今迄プレイした中でのベストコース紹介がメイン。

「回るのが難しい名門、ベスト10」では、軽井沢、廣野、東京ゴルフ、程ヶ谷、和合、相模等の超有名ゴルフ場が当たり前に常連。
「井上誠一設計コースベスト10」もあり、ここでは霞ヶ関西コースが癸院

ただ、中には首を傾げたくなるような特集がある。
「新名門」コースの紹介は、今時700万超で会員募集しているコースを有名ジャーナリストがお試しプレイ、感想を綴ったものだが「蘇ったオーガスタの記憶」とやらで、「オーガスタナショナルのアーメンコーナーを髣髴とさせる」とかの提灯記事となっている。
「今時、まるで実績のないゴルフコースに大枚をはたく人がいるのかな?」と不思議な気持ちだ。

極めつけは、「門戸の広い名コース、ベスト10」
評価基準は、「じゃあ、来週行こう!」と思い立ったら即行動に移せるところ、「明後日開いていますか?」と直接連絡できるコース、との事。
電話やインターネットで予約可能な名門を「門戸が広い」とするらしい。
流石に「メンバー制で会員さんの手前もあって」と、多少の抵抗感を持つコースもあると言い訳している。
パブリックなら問題ないが、こんなもののベスト10に入って喜ぶゴルフ場があるのだろうか?
しかもその中の一つは、かって当方がメンバーになっていたコースだった。
全く複雑な思いだ。

毎年必ず上位にランキングされる超名門ゴルフ場に関しては、残念ながらその大半でプレイのチャンスがなかった。
日本中に、超名門と称されるゴルフ場がたくさんある。
古くからある格式高いコースで、メンバーでなければ(もしくはメンバー同伴でなければ)プレイできない希少価値で、ゴルファーたるもの一度は挑戦したいと思うのだろうが、当方には単なる自己満足に過ぎないような気もする。
確かに「あの名門でプレイした」のは自慢だろうが、所詮は一回限りのプレイがほとんだ。

ゴルフは、超名門でなくても、どんなコースにもそれなりのチャレンジがある。
ましてやホームコースともなれば、すっかり馴染んだ心地よさや落ち着きを感じるものだ。
自分だけがその価値を知っていれば、世間様の高い評価など関係ない。
当方には、「自分(とメンバー)が一番満足しているゴルフコース」が一番だ。