アメリカ人はほぼ例外なく、歩道が赤でも、車が来ていないと渡り始める。
チケット購入などの時は、どんなに待ち時間が長くても、文句一つ言わず、黙って待ち続けるのに、ほんの数十秒の信号待ちは苦手のようだ。
尤も彼らアメリカ人には、まるで車の姿が見えないのに、信号が青になるまでひたすら待ち続ける日本人の行動は、まるで滑稽に見えるらしい。
因みに、車が右側通行のアメリカでは、信号に関係なく車の右折はいつでもOK。
日本の場合、赤信号で渡っている歩行者が自動車に撥ねられても、自動車側の責任が問われる。
アメリカは、赤信号で渡るのは自己責任。
責任を分かち合う日本と、個人の責任を明確にするアメリカ。
信号無視一つをとっても、日本とアメリカでは基本的な考え方の違いが表れる。