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ゴルフのドレスコードに文句を言う連中

インターネットの「ゴルフのドレスコード」で、
「ゴルフ場で服装についてうるさい事を言うヤツがいる。そんな細かい事をガタガタ言う前に、自分たちこそ、目土を入れたり、グリーンのボールマーク跡を直せ」
との意見があった。
それも一人や二人ではない。
一見、正論の様だが、実は論理のすり替えだ。

この手の言い草は、グッドマナーのゴルファーとファッションの乱れについて、ゴルファーを四分割して検証する方が分かり易い。

(1)他人の乱れたファッションに注意もするし、自分でもマナーも良い人。
(2)他人の乱れたファッションには注意をするが、自分ではマナーが悪い人。
(3)自ら乱れたファッションを着用しているが、マナーは良い人。
(4)自らは乱れたファッションで、且つゴルフのマナーも悪い人。

一目瞭然だが、尊敬されるゴルファーはジャンル(1)の人達で、ジャンル(2)以下は、何がしかの問題があり、ジャンル(4)はゴルファーとは認められない。

この意見をアップした連中を、本人の申告を尊重して、一応ジャンル(3)に属するゴルファーとする。
彼らが悪口を言うのは、ジャンル(2)の人に対してだ。

しかし実際は、他人のファッションをうるさく言う人は、大半がジャンル(1)の人。
そして、ファッションを注意される側は、圧倒的にジャンル(4)の連中だ。

ジャンル(3)が、ジャンル(2)の所業にイチャモンをつけて、ファッションの乱れを正当化するとは、ゴルファーの(風上ではなく)風下にも置けない。
実は両ジャンルとも同じ穴の狢の様な少数派で、僕自身は稀にしか出会った事が無い人種だ。

ゴルフは、スポーツであり、社交でもある。
その為に、他のスポーツにはない、マナーとエチケットが最優先される。
ゴルフクラブは、同好の士が集まる場所なので、各々に気持ちよく遊ぶ為のルールがある。
ドレスコードもその一環なので、そこで楽しい時間を過ごす為には、決められたルールを守らなければならない。

ゴルフの腕前を上げるのは簡単ではないが、ドレスコードなんて、その気になればすぐに実行できる。
妙な屁理屈で、乱れたファッションを正当化するべきではない。