昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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平坦ゴルフコースのプラスマイナス

当方、90%近くは、自分の所属コースでゴルフプレイしている。
関東平野の片隅のゴルフ場なので、基本的にはフラットな地形だ。
二、三ホールのセカンド地点に向かう時に軽い上り坂があるが、全く苦になるものではない。
その為か、このコースのメンバーは大半が年寄りで、平均年齢は65歳を遥かに超しているはずだが、今でも全員がカートなしでプレイしている。
それも、コースにアップダウンが少ないからこそ出来るのだろう。

確かに、歩いてゴルフをするだけで、健康的な気分になる。
また適度な疲労が、快適な眠りにも繋がる。

その昔は、アスリートゴルファーを目指した時期もあった。
難しいコースほど攻略のし甲斐があると、粋がっていた事もある。
しかし今や当方も、すっかり年をとった好々爺ロートルゴルファーになった。
ホームコースは、些か距離が短いかなとの不満もあったが、「ゴルフは歩きだ!」が信念の当方には、むしろ最適。
絶好のホームコースだと堅く信じている。

良い事尽くめなのだが、一つだけ困った事がある。
前上がりだの、前下がりだの、所謂トラブルショットの練習がほとんどできない。
拠って違うコースに行くと、すぐに馬脚を現してしまう。
言わば、温室育ちのもやしゴルファーみたいなものだ。

ゴルフは自然との闘いだし、コースとの戦いだ。
易しいコースだと、技術的な改善は覚束ない。
プロゴルファーも、オーガスナショナルズや、セントアンドリュース等でプレイする事で、更に腕前を磨くものらしい。
常々、かの石川遼も、例え打ちのめされても、マスターズから学ぶものが多いと発言している。

それほどゴルフに使命感のない当方は、難しいコースでいつも悪いスコアだと、ゴルフに行く気がしなくなってしまう。
典型的な気分屋ゴルファーなので、少しでも良いスコアで回ると、すぐに次の予定を計画するが、結果が悪いと、やる気を喪失する。

結論は、技術面での充実が思わしくなくても、易しいホームコースで適当にゴルフをするのが一番だ。
腕前を上げる事と、健康ゴルフは共存できないようだ。