昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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賛否両論こそ民主主義

民主主義ってヤツは大変まどろっこしい。
「議論を尽くして」なんて言うから、あーでもない、こーでもないと議論百出で物事がなかなか決まらない。
話をドンドン進めると、「勝手だ」「独裁だ」だの中傷を受けてしまう。

タジマヨウコなる奇怪なニョニンがいる。
全く噴飯物の存在だが、不思議としょっちゅうテレビに出て、およそ理解不能なるゴイケンをのたまわっている。
「民主主義なんだから、少数政党に沢山の質問時間を持たせるべき。大政党は横暴だ。もっと自分達に喋らせろ」とは、彼女が社会党に所属していた時の発言。
これは、民主主義のはき違え。
昔、ホーセイ大学で教鞭をとっていた人とは思えない。
ただ、こんなアホな奴の意見に対しても賛成する人がいる。
それも結構な数で存在する。
テレビが彼女を起用するのは、(誠に情けないことだが、)彼女の意見がある層を代表しているからなのだろう。
逆に、僕なんかが聞いて、「同感!」「素晴らしい!」と思う意見にも、大反対を唱える輩が必ずいる。

全員が賛成するなんて事が考えられないから、最後は多数決となるが、最初から結果が分かっていても、手続きが大事で、反対する人のガス抜きプロセスが必要となっている。
民主主義には諸々の欠陥があるのだろうが、それでも、一応世界中でもっとも安心できる体制だと思う。
自由に反対意見を言える事は、手続きのわずらわしさをはるかに上回る、我々に与えられた最高の権利だ。
この権利を守るためには、タジマが発する様々の暴論や、「非武装中立、何でも反対」なる、日本を危険に陥れるかも知れない、今や消滅寸前の政党の危険極まりない意見も我慢して聞かねばならない。

本当に、民主主義ってまどろっこしい。