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マイケルジャクソンは無罪なの?

弁護士についての記事の中で、「どう見たってマイケルジャクソンは有罪なのに」と書いたら、
「証拠はない、ただ原告の証言があるだけです。その証言の信憑性がないと判断されたから、すべての件で無罪となった」
と、抗議のコメントがあった。

僕は、マイケルとも被害者とも付き合いがないから本当のことは分からない。
しかし、諸々のニュース情報を基に僕なりの感性で見れば有罪だと思っている。
今までに裁判結果が間違っていた事なんて星の数ほどあるし、おそらくこの事件も誤審だろうと思っている。

この事件に対して世の中には、「マイケルは絶対に無罪だ」と信じる人が半分くらいいるかもしれないし、僕みたいに「有罪に違いない」と考えている人がおそらく半分以上いるはずだ。
これは双方の見解と感性の違いであり、絶対に交わる事のない平行線の議論である。

僕は本件に対して、アメリカの裁判制度では、「マイケルは無罪」と思ってしまった陪審員の数が多かっただけの話だと思っているので、裁判結果を信用しているわけではない。
このような事件の裁判でも、一般的な民主主義の決議同様に、多数決で最終的な結論が決まるのも割り切れないが、人が人を裁く事に絶対的な方法はないので、裁判そのものは仕方がないかなとも思っている。
ただ、法律的には無罪もしくは有罪であっても、実際に罪があるのかないのかは、本人同士と、それこそ神様しか分からない。

僕が嫌なのは、こういう時に金持ちほど俗に言う「優秀な弁護士」を雇い、論点を変えたり詭弁を弄したりして、結果的に無罪を勝ち取ったり、刑を軽くしたりすることなのだ。
そして、金で雇われたからとは言え、本人にも明らかに有罪だと分かっている事件でも、やはり同じように減刑を画策する弁護士の、人間としてのモラルを問い質している積りだ。