昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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体が弱くて良い事もある

一般的に、体が弱い事は不幸だ。
病気になりやすく、苦しい闘病生活を強いられる。
A sound mind in a sound body. 健全な精神は健康な体に宿る。
体調が悪いと精神面でもくじけやすく、家族にも負担がかかる。
病院は不健康な人が行くところであり、どうしても陰々滅々とした雰囲気になっている。
病気になると何一つ良い事がないような気がしてしまう。

しかし病気がちの人は、病気になることの辛さを理解している。
その為、病気の人に心から同情し、労りの心を持つ事が出来る。
健康な人はこうは行かない。
風邪一つひかない人は、微熱で苦しむ患者の気持ちが分からない。
会社でも、「風邪ぐらいで会社を休むなんてだらしない」との暴論を吐いたりする。
こんな人は「鬼軍曹」と恐れられるが、実は皮肉られている。
そして真の意味での尊敬を集める事はない。

人生で挫折した人も然りで、挫折の苦しさを理解する事で間違いなく人間の幅を広げている。
順風満帆な人生の人が一旦挫折すると、どうリカバリーするのか途方にくれてしまう。
回り道に見えても、病気や挫折をする事で、別の人生が見える事があるはずだ。