昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフ週刊誌の記事はとっくにネタ切れ。

毎週毎週ゴルフ週刊誌が発行されている。
他に月刊誌も複数あるので、ゴルフに関する情報は巷に溢れている状態である。

しかし、である。
一体何の記事があるのだろうか?
あれだけ雑誌が氾濫していれば、もう既にあらゆる特集が組まれてしまい、おそらくネタなど無くなっているはずなのに、不思議と休刊や廃刊の話を聞かない。

たまに練習場に行くと待ち時間調整用に数冊おいてあるので読んでみると、これは噴飯物情報のオンパレードである。
先ず漫画が多い。大体三話くらいが連載されているが、こっちは無責任で荒唐無稽なストーリーが大半で、主人公が毎週全く現実離れの離れ業を繰り返している。
そして毎週内容が変わるのはこの漫画だけ。

後は有名ゴルファーのレッスン特集が組まれているが、これはほとんど決まりきった内容で、プロのフォームを写真で紹介すると共に、もっともらしく解説しているが、「バンカーからの脱出法」とか「スリーパット撲滅法」とかのうたい文句に騙されて読んでもほとんど為になった事がない。

大体超有名ツァープロはほとんど登場していない。
大半は、あまり有名でないか、もしくは昔は有名だったプロのレッスンであり、しかも絶対にゴーストライターが書いていることがバレバレなので、あまり有り難味は感じられない。
たまにミッシェルウィーやポーラクリーマーのレッスンなどもあるが、これも見え見えの客寄せ記事であり、ミッシェルウィーのフォームをアマチュアが真似ても上手くいくはずがない。

そうは言っても、結構な人がゴルフ雑誌を購入しているところを見ると、ビジネスとして成立しているのだろうが、どうも数百円の投資で上手くなろうと思うのが厚かましい様な気がする。