昨日２５日、日曜日、朝から大雨。
取引先の社長さんと約束したゴルフだったので、取り敢えずゴルフ場まで行ってみた。
到着後、しばし様子見だったが、社長さんは遠路はるばるの来場だったので「止めよう」とは言いにくい。
やはり現地で集合すると、どうしても「行きます？」｢行きますか！｣となってしまう。
結局９時半ごろ、全員で気合を入れ直し、いよいよスタートする事となった。
最近は、朝の天気次第で自分のコースに出かけていたので、悪天候のゴルフは本当に久しぶりだった。
スタート後、雨脚は更に激しくなり全くのドシャ降り状態。
さすがにグリーンはしっかりしているが、フェアウェイの至る所で水が浮き、バンカーは池のように水が溜まっていた。
４ホールも過ぎる頃は、靴の中にも水が入り込み、水虫が気になり始める等、もはやゴルフにならない状況となってきた。
雨合羽の効用にも限界があり、汗なのか雨なのか分からないがズボンもシャツもすっかり濡れ鼠。
「こんな日のゴルフも一興」と強がっては見たものの、やはりコンディションが悪いとスコアも悪い。
仲間内なので、一打ずつ少なく申告することにし、パーは認定バーディー、ボギーを認定パーとカウントしながらのプレイだったが、実際は午前中だけで５０も叩いた。
天気予報では「午後からは雨があがる」だったが、心臓に持病のある社長さんから、「午前中で止めたい」と泣きが入り、全員即賛成。
１２時にホールアウト、風呂に入り湯船に浸ると、冷え切っていた体が溶けるような気持ちの良さ。
昼食をとり、速攻で帰宅。
風邪を引かなくて良かった。
ゴルフは自然との闘いだから、「雨が降ろうが風が吹こうが何が何でもプレイする」事の信条とする人がいる。
元三井物産社長の八尋さんはそんな人だったらしい。日経新聞の「私の履歴書」に書いていた。
ゴルフに真摯に取組む人との評価もあったが、自分がそんな立場になると、何と他人迷惑な考えだと分かる。
やはり、ゴルフは快晴無風、気温２０度の春か秋にプレイするのが一番いい。
その事を改めて痛感した一日だった。
