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アメリカの名門コースで、今生のお別れゴルフ

いよいよ、アメリカ出張も終盤。

午前中で会議が終わり、午後三時ごろからゴルフに出かけた。
今のアメリカ北部は、夜の八時ごろまで明るく充分に1ラウンドプレイが楽しめる。
但し、天気晴朗なれど日射極めて厳しく、且つ、強風が吹き荒れるあいにくの天気。
場所は、1896年開場の超名門ゴルフ場。
クラブは全て貸しクラブで、ドライバーのヘッドは小さく、アイアンはスティールシャフトなので重くて仕方がない。
パターにいたっては、遥か昔のアクシネットキャッシュインタイプ。
要は、二十年ほど前のクラブセットなのでいいショットが出るはずがない。

アメリカでは、超名門と言っても、夫婦連れとか、一人でカートを引いてのケースが圧倒的に多く、無論キャディなどいない。
強風吹き荒ぶ中でプレイするが、何せ距離感も全く不慣れであり、グリーンは気が狂ったように速く仕上がっているので、三番ホールで4パットのダブルパーが出てしまい、もはやスコアの楽しみはゼロ。
「マァいいや」と開き直り、ボギーペースで頑張ったが、9番パー3で地獄谷に落とし、何と7。合計51でハーフターン。

後半はショットが安定し、あれほど入らなかったパターまで決まり始めた。
そして運命の12番393ヤードパー4、ドライバーが大ナイスショットで残り100ヤード弱。サンドウェッジでピン下3メートルに2オン、パターを真ん中から放り込み、アメリカで最初で最後のバーディー。
と言えば、飛ばし屋を連想するが、このときは、ピンが折れんばかりの大フォローだったので、飛距離は明らかに50%増し。
それでも、記憶に残るのは393ヤード二打めをSWでバーディーとのスコアだけ。
これが素人の楽しみ方だなとしみじみ思った。
後半のスコアは43の合計94。
満足のような、少し不満のような気持ちだった。

辛い事も一杯あったアメリカでの仕事だったが、最後の最後で神様か仏様かは知らないが、いい恵みを与えてくれた。
Good-Bye アメリカ!。
この日曜日には帰国となる。