昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ニューヨークのストリップティーズ

アメリカ出張の最終日。
あらゆる思い出が、まるで走馬灯のように蘇る。
万感の思いを込めて、最後はニューヨークで過ごした。
ホテルは、KITANO HOTEL
全部日本語で通じる。
最後の晩餐は、日本食の「錦乃介」
味は日本と同じかそれ以上、ここではアメリカを瞬間的に忘れてしまう。
そして、いよいよGood-Bye Americaの時、アメリカ駐在員から、「最後の最後にアメリカのストリップティーズに行きましょう」との提案があった。
肉食人種のストリップとはどんなんだろう?
という事で、ソレソレと出かける事となった。
料金は、入場料30$、ダンサーが目の前で踊ってくれると追加20$。
「絶対に踊り子に触ってはいけません!」との厳重注意。
万一、触ったりすると強制的に退場処分らしい。
ダンサーは、日銭を稼ごうと、我々の目の前で必死に体をくねらせるが、誇り高い大和民族にとってはどうにもついていけない。
「No Thank You.」を繰り返すうちに、誰も我々のテーブルに近づかなくなってきた。

舞台は上品なストリップなので、服を脱ぐのに三曲以上の時間を要する。
酒に酔っ払っている当方は、その内に退屈の余りついつい寝てしまう。
いよいよ我々のテーブルだけは周囲の雰囲気から浮いてしまう。
「そろそろお開きに」の声がかかり、さっさと帰路に着いた。
アメリカのストリップは、何ら奥床しさのない、夢も希望もないものだった。

これにて全ての予定を終了。
明日の昼過ぎにJFKから帰国する。
アメリカとは今生の別れとなるだろう。
そうは言っても、アメリカは魅力的な国だった。
I Love America、and Good-By America.
Thank you for your Friendship.