昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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上田桃子に一言

大したもんだねェ、上田桃子
アメリカ女子ツァーの開幕戦でデビュー。
最終日、一時はトップに立つなど、大いに楽しませてくれた。
さすがに優勝したアニカ・ソレンスタムは、残り3ホールで2バーディー、一方の上田選手は17番ボギーで万事休す。
結果は3打差の五位。

試合後のコメントでも、「力の差を感じた」と反省しているのが良い。
確かに、初めての挑戦でいきなり五位だから、手応えを感じているだろう。
しかし、世界の超一流選手は最終日最終場面の勝負所でライバル達を突き放す。
アニカ・ソレンスタムは昨年は未勝利だったが、今年は見事に復活劇を演じた。
誠に残念ながら、上田選手の最終日1アンダーでは勝負にならない。
「これが世界だ」
上田選手の正直な実感のようだ。

しかし、上田選手にはひたすらさ、前向き姿勢がある。
日本では自分の意見をはっきりさせる事は評判が悪かったが、アメリカ人は日本的な謙譲の美徳など理解してくれない。
むしろ、上田選手のようなタイプを熱烈に歓迎してくれる。
出来るだけ英語で話そうと努力しているのも、アメリカ人には好意的に受け止められる。
大らかなアメリカで、自分の能力を最大限発揮して欲しい。
上田選手のファンとしては、今後の朗報を期待していますヨ。

ところで、今回も予選落ちの宮里藍
本人は「不調の原因は分かっている」と強気のようだが、数年前はまさに飛ぶ鳥を落とす勢いで、今回の上田選手同様、アメリカでの勝利は近いと見られていた。
こちらは、国民的人気選手なので、アニカ・ソレンスタムのような復活劇を見せて欲しい。

上田、宮里ともに外国人に交じると大人と子供の様な体格の差が一目瞭然となる。
しかし、ゴルフというスポーツには体格制限がない。
柔よく剛を制し、小よく大を制す。
男子ゴルフ界はタイガーウッズがいるから、当分の間簡単には勝てそうにない。
では、女子の上田選手、宮里選手に大和魂を世界発信して欲しいものだ。