昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

福井県小浜市がオバマ候補を応援

いいのかなぁ?
福井県小浜市が始めた「オバマ候補を勝手に応援する会」。

小浜市と発音が同じ事から、同市の観光協会員らによって作られた会で、ホテル内に応援ポスターを掲示したりしている。
海外メディアも注目し大挙して取材に来たり、CNNでも放送されたとの事。
今や、アメリカ民主党の予備選では、ライバルのヒラリー・クリントンを追い上げ追い越したと見られているバラク・オバマ候補にとって、こんな事でマスコミに大きく取り上げられるなんて思いもかけぬ応援団だろう。

ただ、アメリカの大統領選挙は、単にアメリカ一国だけの問題ではない。
文字通り、世界のリーダーを選ぶ選挙であり、誰が大統領になるかで世界中の政治に影響が出てくるほど重要なものだ。

福井県小浜市観光協会の人達は、別にアメリカ民主党の支持者でもなく、またオバマとヒラリーの政策についてしっかり勉強しているわけでもなさそうだ。
単に、自分の町と呼び名が一緒だからオバマを応援しているだけだが、それが結果としてオバマ候補を有利に導いたとすると、結構責任が重たい。
「イヤァ、あれは洒落で」と、オアソビの積りだったとしても、ひょっとして歴史を変える事に加担しているかもしれない。

因みに、僕個人はヒラリーよりもバラクを応援しているが、「ヒラリーは気が強そうだし、日本より中国に近そうだから」程度の浅薄極まりない理由だけだ。
ただ、僕がどう思おうと、アメリカ大統領選に与える影響は無論皆無だ。
よって、気楽に好き嫌いが言えるし、勝手な予想をしても何の心配もない。

小浜市は、実はオバマ候補が世界中の紛争地域をすぐに核攻撃するようなとんでもない過激思想の持ち主だったとしたら、どうオトシマエをつける気なのだろうか?
もっとも、初めての黒人大統領を目指し全米で躍進中のバラク・オバマ候補は、その演説を聞いても、また過去に麻薬に手を染めた過ちをあからさまにして反省しているところから見ても、人品骨柄卑しからぬ人物と見てとれ、余計な心配など不要だろうが。

とすると、人口僅か3万人強の小浜市を、一躍世界中に知らしめた今回の観光協会のアイデアは、やはり技能賞か殊勲賞モノか!