昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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嵐の様な風の中でゴルフ

土曜日の午前中、春を思わせるポカポカ陽気。
我がホームコースにはメンバーが大挙して押しかけ、何と52組200人以上が来場。
当方も、友人たちと「最高のゴルフ日和」と喜んでスタートした。
セーターは暖かすぎて汗ばんでしまうのでベスト着用。
ところが絶好の天気にもかかわらず、ショットの方は荒れ放題。
昨年末にほぼ完成の域に達したと思っていたドライバーが右にヨレヨレ、左にフワフワと右往左往を繰り返し、何と午前中だけで4OBも打ってしまった。

昼飯は特上うな重をはり込み、「昼からは驚異的なリカバリーを」と張り切ってスタートしたが、まさしく突然に、それまでの穏やかな青空が俄かにかき曇り、強烈な突風が吹き荒れ始めた。
しかも半端な風ではない。
空が異様に赤味掛かった色合いになり、強風に土と共に木の枝や葉が舞い上がり、目を開けているのが苦しい程で、あれ程の天候急変は初めての経験だった。
春一番が吹き、午後二時ごろに低気圧が関東地区を通り過ぎたらしい。

グリーン上にボールを置くと、強風で動き始める。
友人の、7番アイアンでの残り100ヤードショットを横から見ていたら、風にあおられバックスピンのように戻ってしまい、何と50ヤードくらいしか飛ばなかった。

素人なので、強い風を意識し過ぎてどうしてもショットが早打ちになる。
ところが不思議な事に、そんな風の中の方がスコアがまとまった。
午前中に比べ6打も改善したが、それでも今年のワーストスコア。
帰りは、電車はすべて不通の為、道路が大渋滞。
いつもに比べ3倍も時間がかかって帰宅した。

今回、低気圧そのものを始めて見た。
一瞬、まるで地球の終りかとも思える寒々とした光景で、自然の恐ろしさを垣間見た気がした。