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フィールズオープンでの宮里藍について

一打ミスすると一挙に10位程順位が下がるアメリカツァーの選手層の厚さ。
ハワイで行われた女子トーナメント「フィールズオープン」は、日本選手もソコソコに頑張っていたので見どころ満載。
それにしてもポーラクリーマーのパットのうまさは尋常ではない。
ショットはお世辞にもきれい、華麗とは言い難い。
体がC字に曲がり、力みかえっているように見える割には、飛距離は大したことない。
しかし、アプローチとパットは神業クラス。
矢張り、ゴルフは小技の勝負だと改めて実感した。

ところで、上田、佐伯、古閑、茂木達は三日間でそれなりに見せ場を作ったが、一昨年までのヒロイン宮里の不振はどうした事か?!
今回で二週連続の予選落ち。
昨年の絶不調からの立ち直りが見えない。
ずっと宮里の茶坊主解説を繰り返し、ちょうど一年前には「アメリカでの優勝は近い」と、とんでもない無責任予想記事を書いたり、何かと宮里一家との親密さを吹聴していた戸張捷でさえ、今回のテレビ解説ではダンマリを決め込んでいた。

皮肉な事に、決勝ラウンドでは予選落ちした宮里をコマーシャルで見る事が出来る。
サンバイザーをかぶっていない宮里が笑顔で商品を宣伝しているが、ハッキリ言って全く可愛くない。
まさか、スポンサーだけでなく何より本人が、こんなに長期にわたってスランプになる事を予想出来なかったのだろう。

あの体で、アメリカツァーで戦い続けるのは大変だろう。
韓国選手の中には、宮里クラスの体格だがアメリカで通用しているJ・ジョンがいるが、彼女は宮里が悩みに悩んでいるパッティングが抜群にうまい。
今や、予選通過に汲々としているようでは、選手層の厚いアメリカで好成績をあげるのには時間がかかるだろう。
いっそ日本に帰国し、「井の中の蛙」で自信を回復した方が立ち直りの早道ではないだろうか。