昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフのマナーについて

先日、友人達とゴルフに出かけた。
天気晴朗、コンディション問題なし。
同伴のメンバーも良し。

気持ちの良いゴルフを続けていたのだが.........
午後の12番目パー3ホールでちょっとした事件が発生した。
前の組は知り合いのメンバーと彼の仲間達のようだったが、その中の一人が無茶苦茶に下手。
まずティーショットがほとんど真右へ飛んで行き、池に入ってOB。
ローカルルールで前進4打なのだが、1ペナ処理で打ち直している。
まぁ、競技でもないし、また我々とは関係ないパーティーなので見て見ぬふりをしていたが、打ち直しのショットが2m程しか進まない。
次のショットもまた数m、続いてのショットはやはり数m先のバンカーの左側に。
すっかり不貞腐れた彼は、バンカーの右側から横断するように進み、何とか脱出に成功した。

と、ここまではまぁ態度は悪いがマナー上許せるとして、バンカーの足元をチョイチョイと均しただけでグリーンに上がってしまった。
当方、すっかり不愉快な思いでティーショットしたところ、そのバンカーに打ち込んでしまい、その中でクッキリ残った足跡を発見したので怒り爆発。
グリーン上でパターが終わった件のプレイヤーに「バンカーの足跡を均していない」とクレームをつけたら、キャディがすっ飛んできた。
彼が「すみません、気がつきませんでした」と謝ったが、「君の問題じゃない、プレイヤーが均すべき」と注意した。

あまりの無様なゴルフぶりに冷静さをなくしたのだろうが、バンカーの足跡均しはプレイヤーの責任。
問題の彼は、当初クレームの内容が分かっていなかったようで、最初は極めて怪訝な表情になっていた。
ただ、メンバーからも注意されたようで、帽子を取って謝罪したので一件落着。

最近のテレビ放映で、プロの場合自分のキャディがレーキで均す光景をよく見る。
またゴルフ場も間違ったサービス精神や、プレイ時間短縮の目的もあるのだろうが、「私が均します」と、キャディがバンカー均しをやるケースが見られる。
結果として、自己責任でバンカー均しをすることすら知らないグルファーが増えている。

今回は、マナー違反の本人がすぐに謝ったので後に引きずる事はなかったが、腕前上達より前にマナーを覚える事が、嫌がられないゴルファーに一番の近道と思った次第。