昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

日頃の思いや鬱憤を吐露!無礼千万なコメントは削除。

ゴルフ場の乱れたファッション

盆休みを前なので、暇つぶしにホームコースに出かけた。
さすがに常日頃に比べると客の数は少ない。
真夏にしては曇天微風、数日前のプレイに比べると汗の量が圧倒的に違う。
同伴競技者は古参メンバー三人で、そのうちの二人はクラブの役員さん。
まさに文句の言いようがない天気と仲間に恵まれた一日だった。

ところで、昼休み。
フェローシップ役員のTさんは、ウェアを着替えたのでやや遅れ気味に食堂に入ってきたのだが、途中のテーブルに座っている客の数人に話しかけている。
何事と思ったら、上着をズボンから出しているので注意を促していたらしい。
そう言えば、受付近くに服装への注意ポスターが掲載されていた。
最近のゴルフファッションの乱れに対して、メンバーから抗議が相次いでいるとの事。

確かに、特に若い連中の多くがシャツをズボンに入れていない。
また特に夏には、Tシャツやカーゴパンツのようなラフな恰好もよく見かける
メンバーシップのゴルフ場はメンバー同士の社交の場であり、不特定多数の人たちが集う飲み屋やカラオケショップではない。
昔は、ゴルフを始めた初心者には、先輩が厳しくルールやマナーを教え込んだし、その中にドレスコードも含まれていた。
最近はゴルフの大衆化の中で、多くの若人がゴルフ場に押し寄せるので、マナーを教える暇がないのかもしれない。

白洲次郎は、自分のホームコースの玄関に陣取り、ふさわしくない格好の来客には厳しく注意し、着替えさせたと聞く。
敢えて、嫌われる事を覚悟の上で、気がついた時点で一人一人に注意している今回のフェローシップ委員のTさんの行為は、わがホームコースの役員ながら称賛に値する。

ところで、夏になると多くのメンバーが短パンでプレイをする。
不肖、私メもその一人。
この時、ハイソックスを着用するのがマナーと思ってきたし、コースのガイドポスターにもそう書いてある。
ところが、もう10年以上も前だったが、日経新聞グリーサロン欄で金田武明が「短パンにハイソックスは日本だけの常識で、世界中どこにもそんなマナーはない」と書いていた。
確かに、アメリカでハイソックスを着用している人を見たことはない。
一体どっちが正しいのだろうか?

私メは「長い物には捲かれろ」もモットーの一つなので、ちゃんとハイソックスを着用している。