昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフのスロープレイ

不肖私メ、ゴルフのプレイは、いくつか逸話があるくらいに早い積りだ。

まず、全てのショットに関して、一切素振りをしない。
スタスタとボールに近寄り、いきなりヒットする。
朝一番ティーショットの連続写真を撮るコースがあるが、写真屋が撮り損なうケースがほとんどだった。
また、当然数回の素振りをする事を想定しているキャディが、ボールを見失うことも多い。
戸惑う人がいない訳ではないが、素振りをしない事が自分のリズムなのでこれは変えようがない。
また、出来るだけ早足で次のショットの場所に移動するように努力している。
こんな調子なので、最初の組でスタートした場合、1時間半以内で9ホールを終了するのが普通だ。

少なくともプレイが遅い人よりも、遥かに他人に迷惑になっていないと確信している。

スロープレイは同伴競技者にも後ろの組にも甚だしい迷惑をかけているのだが、肝心の本人には全く自覚がないことがほとんどだ。
最近一緒にプレイした人は、いざパターの時、一旦マークの前にボールをセット、それからやおら1mほど下がってラインを確かめ、今度はマークをとりあげる為だけにもう一度ボールの前に座り込む。
その後再度立ち上がり、更にもう一度ラインを見てやっとスタンスをとるのだが、それからジッと精神集中するので、なかなかパットに至らない。
普通の人の倍以上の時間がかかる。

また昔は、クラブ数本を持って自分のボール地点に早く移動する事もマナーだと厳しく指導されたが、最近はキャディがクラブを持って来るまで待っている輩が多い。
挙句の果てに、クラブを取り換えたりするものだから、ショットするまで不必要に時間がかかる。
僕なんか、後ろの組の短気な人が我が組のプレイ終了をイライラしながら待っている姿が分かるので気が気ではないが、本人は毎ホール悠々と自分のルーティンを繰り返す。
それとなく、「急ぎましょうか」と声をかけるが、自分のスロープレイに全く気が付いていないので効果がない。
こんな人に限って、自分はさておき、前の組が遅いと「遅いなァ」と文句を言ったりする。

昔は不肖私メ、スロープレイには人並み以上にイラついていたが、最近は「アゲンストの風が吹いている」と考え諦めることにしている。
ただ、ゴルフは自分との闘いと同時に、他の競技者への配慮がないと成り立たないゲームだ。
自分だけの世界に浸りきってプレイしていると、スコアは良くなるかもしれないが、他人から嫌われる。
実は、ゴルフを通して他人にどう思われるかは、仕事だけでなく社会生活における他人との関わりを左右しかねないほどの影響がある。
マナーには気をつけて、早いプレイを心がけるのが重要!