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星野監督、敗因は采配ミスに尽きます!!!

北京オリンピック野球の星野ジャパンは、試合内容がお粗末至極だっただけではなかった。

試合後のインタビューで、星野は「こんな野球を戦った選手がかわいそう」と、審判への不満を口にした。
確かに、審判のストライクにバラツキがあった事は間違いないようだ。
しかし、それは日本の時だけバラツイたわけではない。
勝戦キューバ対韓国戦、ストライク、ボールの判定に不服を唱えた韓国のキャッチャーは、最終回一死満塁の大ピンチの時に退場を命じられた。
その時、韓国の監督はバッテリーを同時に交代、次のバッターを併殺に退け、見事に優勝した。
審判に問題があろうがなかろうが、その状況に対応するのがプロのはずで、負けてその理由を他の所為にするなど、見苦しい事この上ない。

今回の敗因は、選手選抜と采配のミスに尽きる。
加えて北京での練習試合も組まず、国際球にも審判にも慣れていなかったのだから準備不足も甚だしい。
要は、負けるべくして負けたのだから、その後の態度は潔くしなければならない。

星野は、「金メダル以外は不要、無様な試合はしない」と大言壮語していたが、負けた後は「あの時点で二点に抑えておけば」とか、「審判がアマチュア」とか、それとなく責任転嫁の発言をした。
これは誉められたものではない。

今までは、頼れる上司風や爽やかイメージが強かった星野だが、一転、今回の采配に対しては批判的な意見が極めて多く、無視出来ないほど世論が盛り上げっている。
ところが何と、星野は北京五輪前に第2回WBCの日本代表監督就任を要請されていたらしい。
今回の結果を見れば、こんなフライングはとんでもない。
さすがに見直す動きも出ているようなので、星野には是非とも「今回敗戦の責任をとって、監督要請はお断りします」と答えて欲しいものだ。

昨日の記者会見での発言「強い者が勝つのではなく、勝ったものが強い事を痛感した」も、何だか訳が分からない。
ダーウィンの進化論を捻った積りだろうが、やはり「本当は自分たちが一番強かったのに、運が悪かった」とでも思っているのだろうか。
「責任は全て私に」と、一見カッコいいが、そんなの当たり前で、「敗因は全て私のミス」と明言した方が良かった。

いずれにしても、もう星野とその仲間達の野球は見たくない!