昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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残念だったね、石川遼クン

アメリカツァー初挑戦の石川遼
残念、と言うか予想通り!と言うか。
99位で予選落ちは、二桁台に抑えたのはさすが!と誉めておこう。

戦前は優勝争いも夢ではないとも予想されていたが、さすがに世界の最高峰アメリカツァー。
そうは易々と問屋が卸さない。
当方、むしろいきなり大活躍よりも、いささかホッとしている。
これで予選でも通過しようものなら、続く大喧騒が容易に想像できるからだ。

まだわずかに17歳。
マスターズに特別招待されたのも、アメリカの景気後退に悩む主催者が日本マネーを当てにしているとのうがった見方があるほど。
実力でアメリカツァー、ましてやマスターズを戦うのは早過ぎると思うのが普通だろう。

今回の総括は、「パットとアプローチに課題、ドライバーはアメリカでもトップクラス」。
おいおい、そんなのないだろう!
だって、ドライバーだけだったら、350ヤード飛ばす連中がゴロゴロいるのがアメリカだ。
肉食人種アメリカ人は、素人だってそれくらいは飛ばす。
だから勝負は、アプローチと、何よりもパット。
タイガーウッズの魅力は、300ヤードを軽々と超すドライバーショットもあるが、何よりも凄いのは誰にも真似の出来ない動物的なパットにある。
アプローチとパットに課題があれば、アメリカで通用するはずがない。
パットは、練習してもうまくなるわけではないが、石川遼クンにとっては初めての芝なので、慣れれば少しはうまくなるカモシレナイ。

大騒ぎの背景には、わずか17歳の青年に全てを託さざるをえない、日本ツァーの体たらくがある。
石川遼クンも、期待の大きさをヒシヒシと感じながらプレイするのは辛かろう。
当分はアメリカで通用しなくても、日本中が諦めた頃に上位進出してくれればいい。
初戦で予選通過したりすると、あまりにうまく行き過ぎる。

彼のモットーは「急がば廻るな」らしいが、アメリカでは、あせらずゆっくりソロソロと発進し、20歳少し前くらいで優勝争いが理想だナァ。