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麻生政権は意外とオモロ~!

今や無茶苦茶に評判の悪い麻生首相
日本テレビの調査では、支持率がとうとう10%を切ってしまった。
更に中川財務相の酔っ払い会見のマイナス要素が加わるので、今後は更なる支持率ダウンが予想され、さすがに面の皮が厚い麻生太郎もヘコンでいるかと思いきや、いやはや元気な事!
オバマ大統領がホワイトハウスに招く最初の外国首相の栄誉まで手に入れたのだから、大変なものだ。

自民党の若手中堅からは、「麻生首相では選挙が戦えない」と、公然と麻生降ろしの声が出始めた。
塩崎や後藤田のような軽佻浮薄で腰が据わっていない輩どもは、麻生太郎の評判が落ちると喚き始め、執行部が締め付けると黙ってしまう。
半年ほど前に、自民党こぞって「選挙の顔」として麻生太郎を総裁に担ぎ出した事などコロリとお忘れらしい。
しかも「では対抗馬は?」となると、「成る程」と頷くような答えが用意されている訳ではいない。
後藤田の言う「石破」などはお笑いのネタだろう。
「麻生はダメ」の一点張りでは、その後誰が総裁になっても絶対に自民党への支持率を回復する事など出来ないのに。

麻生政権は、昨年選挙をやる為に祭り上げられたのに、直前になって負ける事を恐れて解散に打って出る事が出来なかった事から、最初から躓き続けてきた。
しかし、オッチョコチョイ丸出しの麻生首相を始めとして、そのキャラクターは面白い人物が多い。
圧巻は中川元財務省で、世界に向けて新橋駅界隈の酔っ払い同様のインタビュー光景を発信し、一斉に世界中の顰蹙を買った。
しかもあの醜態の後、専用機でローマ見物を決め込むなど、評判を落とす材料には事欠かない。
「日本の恥」とまで酷評されているが、我々の周りにも沢山いる酒癖の悪いオヤジそのものであり、酔っ払いの生態として見れば愛するべき人物だ。
与謝野馨は、中川の辞任劇をトバッチリで三大臣を兼務、麻生政権の重責を担う事になった。
さぞかし大変だろうが、ヘアスタイルに寸部の乱れもなく、優等生発言を繰り返す。
消費税アップ側の論客で、麻生政権にあっては珍しい堅物タイプを押し通している。
菅選対副委員長は、眼光鋭く「選挙で公認しないぞ」と、反対派に脅しをかけている。
やくざ映画の悪役然として、なかなか凄みがある。
鴻池官房副長官の女性問題はウヤムヤ状況。
鳩山邦夫は、何が動機なのかは不明だが、日本優勢とオリックスの癒着疑惑を舌鋒鋭く切り込んでいるし、大いに男を上げている。
それまでの様々な舌下問題を不問に付すような活躍ぶりだ。
今回暴露された優勢民営化の闇の部分は、麻生政権と鳩山総務相でなければ絶対に表に出る事はなかった。
麻生政権唯一最大のヒットだろう。

気息奄々、風前の灯、ヨレヨレの麻生政権だが、ここまで来たら任期一杯までそのドタバタ劇を見ていたい。