昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフはポジティブシンキング

不肖私メ、人生や仕事では悲観的にならざるを得ないと観念しているが、事ゴルフになるとこれ以上ない程に全くの超楽観論者になる。

ドライバーが上手くいかなくても、二打目でリカバーできるはず。
二打目が駄目でも、三打目がある。
突然、アプローチが寄るんじゃないだろうか?
ひょっとしてパターが入るかもしれない。
最後まで駄目でも、次のホールは心機一転、ドライバーはきっとうまくいく。
こんな事を繰り返しながら18ホールを回っている。

更に最近になって、リカバリーが楽しみになってきた。
例えばアイアンでミスしてバンカーに放り込んでも、「良し!今からバンカーのミラクルショットのチャンスだ」。
深いラフに打ち込んでも、「良し!ここから腕の見せどころ、フライヤーが出るとうれしいなぁ」。
全くの分不相応だが、こう考えると、ミスした事さえ嬉しくなってくる。
これこそ、ポジティブシンキングの典型だ。

無論、たいていの場合は腕前通りにリカバリーに失敗している。
しかし、たまにマグレでうまくいくと、それこそ天下を取ったような気分になる。
聞くところでは、プロゴルファーだって、半分近くはミスショットをしているらしい。
いわんや我々のようなヘッポコアマチュアなら、80%程度はミスがあって当たり前。
完璧なゴルフなんて土台無理な話で、ミスにミスを重ねるのが我々のゴルフレベルなのだ。

現実は圧倒的にミスを繰り返しても、本当に一日に一、二発出るか出ないかのナイスショットの幻影を引きずり、自分の実力を過信する。
これもアマチュアに許された特権であり、これがあるからこそゴルフは飽きる事がない。

しかもゴルフは仕事と違い、どんなミスをしても、会社が潰れたり給料が減るわけではない。
だからどうせなら、ミスしても悔やまず、ひたすら前向きにプレイするに限る。
実は、ミスショットこそが我々レベルゴルファーの本質そのものだ。
ならば、ミスを楽しむに限る。
どんな悪い状況下でも、気分だけは前向きに。

次のショットこそ、きっとうまくいくはず!