昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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はぁ~るばる来たぜ函館へ

木曜日夕刻、函館入りした。
実は函館は二回目の訪問。
しかし二十年以上前の一回目は、朝一の飛行機で到着、仕事が終った夕方の便で戻ったので観光経験はゼロ。

今回は、金曜日のお客さんのコンペに招待され、前夜祭に参加する為木曜日函館入りとなった。
ちょうどこの日、「最も魅力的な観光地」が発表され、三年連続だった札幌を破って始めて函館が癸韻砲覆辰燭箸離縫紂璽垢流れていた。

客の社長が贔屓の寿司屋が前夜祭の会場。
僕達が到着した時には、もうかなりの連中が出来上がっていた。
そこから新鮮な海の幸が次々と出てくる。
わずかな時間で、「もうこれ以上は無理」状態になり、ホテルに引き上げた。

ホテルは、倉庫街を改造した人気スポットの一角にあるLA VISTA函館ベイ。
最近のオープンらしいが、若者や家族連れで溢れかえっている。
ここは最上階に温泉があるので、各部屋はシャワーだけ。
腹一杯で酔っ払っていると温泉は危険、サッサと寝る事にした。

翌日は朝6時半から朝食。
これが豪華絢爛の和食バイキング。
いくら、マグロ、鮭、生野菜、その他の料理が取り放題。
貧乏根性の悲しい性で、バイキングだとどうしても余計に食べてしまう。
ご飯もおいしいので、先ずはマグロ丼を食べ、その後いくら丼に挑戦。
大量のいくらの中に少々のご飯があるような丼物になった。
「うまい、うまい」と調子に乗った為、まもなく腹の調子がおかしい。
スタート直前にトイレに駆け込む、かなり厳しいゴルフになってしまった。
会社の仲間から「北海道はもう寒いので、その積りの服装で」とアドバイスがあり、長袖、ベスト、長ズボンで決めたが、実際は暑からず寒からずの絶好のコンディション。

しかし、北海道のゴルフは難しい。
特にラフに入ると、ミスショットが増え簡単に脱出できない。
その所為か、今回のコンペも6インチプレイスOK。
拘り派ゴルファーの当方は、毅然とノータッチを貫く。
また、今回持込んだクラブは全て、一昔前に使用していた二線級。
その為、思い通りのショットが出来ない。
またグリーンが滅茶苦茶に速い。
スルーザグリーン6インチの気前がいいコンペの割には、パターは完全ホールアウト。
とうとうスタート4ホール目で4パットを仕出かした。

その後もドライバーが右に左にぶれ、アイアンはシャンク直前のショットを頻発。
なんとか合計90でホールアウトしたが、無論まるで着外。
参加賞の丸亀讃岐うどんを貰って、すごすごと退散した。

コンペ終了後、飛行機出発までかなりの時間があったので、函館市見学へ。
特に有名な五稜郭ではタワーに上った。
実は当方、かなりの高所恐怖症。
タワーのテッペンでは、窓際に近づくことが出来ない。
窓際で騒いでいる観光客を尻目に、壁を背にして遠巻きに五稜郭を眺めるのだが、確かに絶景だった。
今を去ること百年ほど前、土方歳三がこの地で官軍と戦ったのだと思い、司馬遼太郎の「燃えよ剣」を読んだ時の感激が蘇った。

銅像土方歳三はなかなかのハンサムで、その昔はモテモテ男だったことを髣髴とさせた。