昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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妙齢のオバハンゴルファー達

我がホームコースの平均年齢は、66歳を遥かに超えている由。
年齢別月例は、毎年ボーダーラインが繰り上がり、平均年齢に近い人達はいつまでも若手(?)組に分類され続ける。
喜んでいいのやら、嬉しくないのやら、複雑な思いらしい。

ところで月例の打順に関して、来年度からルール変更の連絡がきた。
今までは、老若男女を問わずスコアのいい順番にティーショットをしてきたが、安全面から、先ずは月例ティーからのショットを片付け、しかる後に白マークから女性と80歳以上メンバーがティーショットをするように変わった。
これについては、腕に自信のある女性メンバー達からは「男女差別だ!」とクレームがあったらしい。
何を持って差別と感じるのか良くは分からないが、現状を変えようとすると妙齢のオバハン達から猛烈な反対にあう事がある。
その昔、ある委員さんが「女性にスロープレイヤーが多いので、赤マークからのプレイを」と発言した途端、オバハン達から「女性を一括りにした発言は許せない」と吊るし上げられたと嘆いていた。

我がコースでも女性メンバーは結構多く、しかもほぼ全員、かなり年季が入っている。
彼女達は◎◎会とか××会とか、毎月女性メンバーだけのプライベートコンペが開催されている。
ほとんどの女性メンバーは、旦那が元エライさんで金持ちか、もしくは現役働き蜂サラリーマンの嫁さんかで、旦那は年をとるに従いバテて老けこむが、オバハン達は益々元気バリバリ。
連日の如く、ゴルフか旅行、あるいは食事会とかで遊びまわっているようだ。
先日、ホームコースの古いメンバーとご一緒した時、このオバハン達のインサイダー情報を教えてくれた。
「○○さんは、実は僕と同じ年の◇◇歳、若づくりしているけど近くで見ると年相応。昔はいい体してたけどねェ」
「△△さんは、あれでとっくに70歳を超している。嫁さんがあんなに元気がいいものだから、旦那は早く死んじゃったけどね」
「□□さんは気が強いヨ。今回旦那がエラく遠い勤務地を志願したのはきっとあの奥さんから離れたかったからだろう」
と、聞こえたらセクハラで訴えられる事間違いないお話のお陰で、すっかり事情通になった。

今や、ゴルフ場だけでなく、あらゆる産業にとって、女性と老人が最大ターゲットになっている。
仕事で神経をすり減らす情けないオトコどもに比べ、妙齢のオバハン達の活躍の場がドンドン増えて来る。
だから、たかがゴルフルール改訂でも、事前にオバハン達へ根回しをしておかないと、委員会で「ハンタ~イッ!」とやられて立ち往生してしまう。
クワバラ、桑原!