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マレーシア人と風の中でゴルフ

過日、マレーシアからの賓客があり、ホームコースでゴルフをした。
今回は、昨年12月に一緒したマレーシア人のお兄さん。

あいにく天気予報は雨。
南国のオジサンなので中止も考えたが、彼は元気いっぱい。
彼らにとっては、ゴルフに天気に関係ないようだ。

ゴルフ場に向かう途中は小雨もパラついたが、幸いスタート時には曇り空。
些か寒いが、とにかくレッツゴー!と相成った。
午前中は曇天のまま、いつ雨が降り出すか不安だったが、ダンダン風が出てきて雨雲が消え去り始めた。
サァ一安心!
これからスコアが良くなるぞッ!
と一同張り切ったが、その内ドンドン風が強くなる。

ショットの度にボールが風に影響されるようになると、一気にスコアが悪くなる。
ゴルファーにとって、風は最大の敵だ。
マレーシア人は、「寒い、寒い」と言いながらも、日本でのゴルフを楽しんでいる。
キャディが下手なりに英語で一所懸命に距離を伝えると、これまた下手な日本語で「アリガト」とお礼する。
フォローはTail wind、アゲンストはHead windだと教えていた。
極めて紳士的な態度に、キャディもすっかり彼のファンになったようだ。

肝心のゴルフでは、風への対応でそれなりに得るものがあった。
アイアンでグリーンを狙う場合、風の向き次第で二番手クラブを代える。
出来るだけボールが吹きあがらないよう、パンチショット気味に打つ。
強風下にもかかわらず、三発ほど2mのバーディーチャンスにつける事が出来た。(尤も、悉くパターが外れパーで終わったが)

プレイが終わり「一風呂浴びよう」となった。
マレーシアでは、ロッカーで素っ裸になり、バスタオルを腰に巻くだけでシャワーを浴びに行くのが一般的。
彼はロッカーでキョロキョロとバスタオルを捜していたので、「日本スタイルは普通の格好で脱衣場まで行くんですよ」と説明したが、たいそう怪訝そうにしていた。

終わって、反省会。
当方の下手糞英語は彼にとってさぞや聞きづらいだろうが、それでも朝から数時間一緒に遊ぶと、コミュニケーションで困る事はない。
次回は、マレーシアでの再戦を約束してお開きとなった。