昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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変な奴!

変な奴とゴルフした。
冬たけなわなのに半袖、頭はスキンヘッド。

別に彼の外観はどうでもいいが、二番ホールパー5で事件発生。
当方、ドラが左の林。
二打目、4番アイアンでの脱出ショットが予想をはるかに上回るナイスショット、低く林を抜けただけでなく、ドローがかかり残り140ヤード地点。
三打目8番アイアンが引っ掛かりグリーンに落下後、左にはねバンカー横に。
四打目、得意のSWアプローチがザックリ、カラーまでしか行かない。
五打目、10mをパターで狙うがカップにけられ、結果ボギーと申告。

ここで変な奴が「ボギーではない」とクレーム。
彼の主張は、三打目8番アイアンが「四打目では」で、「林から一発であんな所に出たのか」と疑問に思ったらしい。
当方、人にクレームをつける事は多々あるが、クレームをつけられるのに慣れていない。
変な奴が「よく考えてください」などとぬかすものだから、一瞬SWのアプローチが二度打ちしたのかとも思ったが、何度数え直しても六打なので「やはりボギー」と再申告。
変な奴は、「残り140ヤードが三打目ならボギーでしょうね」と、まだ未練気に話す。
残りの同伴競技者とキャディに確認するが、当たり前に全員「ボギーで間違いなし」と証言。
事ここに至っても、変な奴は謝罪すらしない。

時間は過ぎて、午後のラウンド。
変な奴が初めてパーオン。
バーディーパットのライン上に、当方のボールマークがある。
気を利かせて「邪魔になりませんか?」と尋ねると、「問題ない」と、ごくごく普通の会話。
このバーディーパットが強すぎ、且つ返しのパーパットが外れ、変な奴はボギーに終わった。
ホールアウト後、変な奴が「人それぞれでしょうが、僕にはあんな事は聞かないでください」とクレームをつけてきた。
気合い満々のバーディパットに水を差された、と言いたいとしか思えない。
これもバーディ逃しの悔しさがなせる技だろうが、他人に配慮した積りが文句を言われるなんて、初めての経験だ。

マァ敢えて言い返す事もないので、「分かりました、気をつけます」でチョン。
それにしても変な奴だったなぁ。
今年入会したメンバーだが、初めて我がホームコースで二度とプレイしたくない変な奴が出現した。
気の置けない仲間とのゴルフプレイは楽しいが、変な奴はお断りしたいものだ。