昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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ゴルフ場での大事、小事!

土曜日寒い中、友人達とゴルフに興じた。
天気予報は午後から雨。
午前中は穏やかな日和で、昼休みは特うな重で精力をつけ、イザやイザ午後の部へ。
ところが雲行きが怪しい。
寒い風が吹き始め、セーター着用が必要となった。
それと共に調子が悪くなり、スコアも全くパッとしない。
何とか雨にも当たらず18ホール終了、風呂からあがって外を見ると、何と大雨となっている。
これだけでスコアの悪さなど瞬時に忘れ、「俺達、ツイテルな!」と大満足。

ところが、靴箱に置いていた靴が見当たらない。
スリッパのままで受付に行き、窮状を直訴。
館内放送で「靴を間違えた方、お申し出を」と呼びかけるが、まるで無しの礫状態が続く。
「ひょっとして盗まれた?」と、だんだん腹が立ってくる。
「尤も、あんなボロ靴盗む奴もいないだろう」とも思い直しながら、友人との名刺交換の為カード入れを出したら、免許証、社員証、会社の鍵交換カードがない。

こうなると、靴どころではない。
記憶を遡ると、金曜日に超深酒で前後不覚になりタクシ-で帰宅、精算の時に全部を引出した覚えがある。
早速タクシー会社に電話するも、落し物の届け出無し。
家に電話するが、呼べど応えず、誰もいないようだ。
友人の一人が「鍵交換カード再発行は、安全の為全部磁気変更が必要になるとエラク金がかかる」と脅す。
免許証も社員証も、いずれも再交付手続きが煩雑で、すっかり憂鬱気分になってしまった。

反省会とチョコレート交換をしていたら、靴を間違えたオッサンがオズオズと登場。
「間違えました」と謝罪するものの、他人の靴を履いて、気がつかない奴の気が知れない。
しかも、当方の靴は色と言い、形と言い、靴ひもと言い、かなり特徴のあるものだ。
「靴なんか間違えようがないだろ!」と文句も言ったが、まぁスリッパでの帰宅がなくなっただけでも儲ケモノと割り切る事でグッと怒りを抑える。

帰宅後机を捜すと、何と全部のカードがセットで置いてある。
昨晩、ベロベロになりながらも、左手に握りしめながら帰宅した(ようだ)。
これにて今までの靄靄が一発で晴れ渡り、何はともあれ、一安心どころか大安心の巻だった。

ただ、もう年なので飲み過ぎ注意!と猛反省。