昔は平凡な企業戦士、今は辣腕頑固老人の日常!

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なんて良い子なんでショ、石川遼君って!

男子プロゴルフトーナメントが終了した。
最終試合の勝者は丸山茂樹
なのに放送の70%は、石川遼と池田雄太の賞金王争いを追い続ける。
本来なら緊迫感溢れたはずのプレイオフも、最後の4ホール目だけの放送なので、丸山のアプローチが上手く寄り、金がオーバーした時点で結果が分かってしまった。
もっと、優勝争いが見たかった。
とは言え、丸山の優勝インタビューは素晴らしかった。
彼は三年連続優勝していたにもかかわらず、矢尽き刀折れた思いでアメリカツァーを撤退したらしい。
しかも、復帰した日本ツァーでもなかなか結果が芳しくない。
やっと勝てた日本シリーズで、初めて涙していた。

一方、18歳の賞金王石川遼
メジャーこそ勝てなかったが、年間四勝。
インタビューへの受け答えは名人クラス。
誰からも好かれ、男子プロトーナメントの救世主。
わずか18歳で、もはやだれも追いつけないほどの高みに到達してしまった。
他の男子プロがだらしないのか、はたまた彼の実力が抜きんでているのか?
ゴルフの成績は、何の文句のつけようもない。
母親は、「家では普通の高校生。財布には5千円程度」と、これまたまるで非の打ちようがない。
学校の成績の方はまるで情報がないが、英会話はソコソコのようだ。
あれほどになると、数学ができなくても何一つ痛痒を感じないだろう。
まだ18歳の彼には、来年だって誰よりも更なる技術の上乗せが可能だ。
練習のムシらしいから、今年の成績に慢心する事無く技術のポケットを増やすだろう。
精神的にも落ち着くだろうから、もはや誰も敵わなくなってしまう。
18歳の男子なら、ニキビだらけの悪ガキの雰囲気があるのが普通だ。
しかし石川遼には、優等生を絵にかいたようなイメージしかない。
それにしても18歳であそこまで完成されていいものだろうか!
若き頃がまるで自慢できない当方は、「石川遼だって羽目をはずしたいだろう」と邪推してしまう。
タイガー・ウッズも、今回不倫騒動が勃発するまでは、世界の模範的優等生だった。
しかし今回の騒ぎで、大変な女好きの本性を押し殺しながら演技をしていた事が分かった。

日本にいる限り、石川遼は全ての所作振舞いを監視される。
そんな日本でプレイしていても、窮屈至極だろう。
あらゆる分野で、世界に通用する日本男子を見る事がなくなってしまった。
石川遼なら、不倫男のタイガーやギッチョの飛ばし屋ミケルソンと互角の勝負が出来る可能性があるのではと、ついつい彼の潜在能力に期待してしまう。
そこで石川遼君、早々にアメリカツァーへ挑戦する事をお勧めします。